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ラノベ史上初!? 温泉施設「天然温泉 湯どんぶり栄湯」でのPR企画を突撃レポートでお届けしちゃいます!

ファンタジア文庫
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2025/09/10

 現在好評発売中のファンタジア文庫8月刊『異世界転生ダンジョンマスター 温泉ダンジョンを作る』にて告知協力をお願いした、いくつかの温浴施設より「天然温泉 湯どんぶり栄湯」様へのスペシャル突撃レポートを実施! ラノベ史上初!? の温泉でのPR施策について、開店前にささっと突撃取材をしてきました‼

温泉をテーマにしたラノベだからこそ!? 史上初、温泉施設でPR‼


 今回、突撃レポートで訪れたのは東京都台東区にある「天然温泉 湯どんぶり栄湯」さん。
 館内すべての湯が天然温泉というこだわりで、住宅街の中にありながら、多くの著名人・芸能人が訪れるオアシス的スポットでした。1946年創業という老舗でありながらも常に設備アップデートを重ねており、内装はノスタルジックな雰囲気と、オシャレで清潔な今時感が共存した不思議な癒し空間となっていたのが印象的です。

 特に現在三代目の代表である「湯どんぶり栄湯」の若旦那がこだわり抜いたという名物で、店名にもなっている「どんぶり湯」と呼ばれる大きな釜風呂が設置された露天風呂は、個人的に再訪したくなるくらい素敵ゾーン! ルーバー屋根から優しい日差しが降り注ぐ半屋外の空間には、自然を感じさせるような緑もそこかしこに配置されていて「住宅街の中でもゆったり露天風呂」という贅沢な時間を過ごせそう、と思いました。


 そして『異世界転生ダンジョンマスター 温泉ダンジョンを作る』が温泉をテーマにした作品であることから、温浴施設で新作ラノベを紹介するという異色のPR施策が今回実施されたわけですが、一体どんな風に温泉でPRされたのかというと……?

 なんと、露天風呂にデジタルサイネージが!

 化粧品のプロモーション映像だったり、番宣動画だったりが流れる中に『異世界転生ダンジョンマスター』のPVが流れるという仕組みでした。温泉に浸かりながら、あるいはぼーっと外気浴で整いながら映像を見ているうちに、自然と情報がお届けできちゃうなんてナイス過ぎますね!

 しかもお風呂から上がったあとの休憩スペースや、店内で特製チラシを配っていただくという徹底ぶり! 普段ライトノベルを読まないお客さんにも「温泉」という場を通じて出会える可能性があるという意味で、とってもユニークかつ有意義なPR施策だなと感じました。


「湯どんぶり栄湯」三代目代表、梅田清治郎さんにお話を伺いました!


 開店前の忙しいタイミングにも関わらず、快く取材を受けてくださった「湯どんぶり栄湯」さんでしたが、さらに現在の代表である梅田さんにも今回の施策についてちょっとだけお話を伺うことが出来ました。ご協力、本当にありがとうございます。

★★★

――「湯どんぶり栄湯」さんでライトノベルのPRというのは初めて実施されるということでしたが、お客さんの反応はいかがでしたか?

梅田:やっぱり珍しいということもあるんだと思いますが、皆さんチラシを結構読んでくださっている印象ですね。ここが温泉である以上、「温泉」をテーマにした作品の紹介をしているとなったら、やっぱりそれは興味も湧きますから。結構、休憩スペースでくつろぎながらとか、人を待っている間とかにじっくり読んでくれている方も目にします。

――それはありがたい限りですね。言ってしまえば梅田さんも「温泉」という施設のマスターなわけですが、本作のダンジョンマスターが「美容」をテーマにお客さんを集めたように、この「湯どんぶり栄湯」という場を作り上げる上でこだわっている点など、ありますでしょうか?

梅田:そうですね。でも「湯どんぶり栄湯」も「美容」は一つのテーマになっていると思います。ウチはとにかく水にこだわっていて、軟水の天然温泉なんですけど、お肌はつるつるに髪はつやつやに……というところが売りですから、やっぱり温泉と美容は切って離せない関係にあるのかなと思います。

――じゃあ本作のダンジョンマスターの狙いは正しかったんですね。(笑)

梅田:はい、そう思います。ゆっくり温泉に浸かってリラックスして、温泉から上がった後には心も体も綺麗になるっていうのが理想ですよね。

――温泉を経営していて、すごく心に残る瞬間というか「良かったな」と思う瞬間はどんなときですか?

梅田:それはもちろん、温泉に来てくださったお客様たちが笑顔になって帰っていくところをお見送りするときですよね。さっぱりして、すっきりして、本当にいい笑顔で帰っていくのを見ると、このお店をやっててよかったなと心から思います。

――素敵なお話、ありがとうございました。最後に、本作では「入ると3歳若返る温泉」など様々なファンタジー温泉が出てくるんですが、梅田さんが考える理想の「こんな温泉があったら」というものを教えてください。

梅田:実はちょっと実現するかもしれない可能性があるんですけど、『入るだけで体の汚れが綺麗さっぱり落とせる温泉』ですかね。細かい泡とかで、体をゴシゴシ擦ったりしないでも皮脂とかそういう汚れを浮かせて落としてくれるような温泉が、いつか実現するんじゃないかなと思っています。

――確かに一見ファンタジーというか、魔法みたいな温泉ですけど、今のテクノロジーなら実現できるかもしれませんね! 楽しみです。本日はありがとうございました。


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