イスカリオテ

発売日 : 2008/11/10
三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。
一年間だけ、死んだ兄のふりをしてほしい―。そう乞われ、九瀬イザヤが降り立った御陵市は、七つの大罪を具現する「獣」と戦うための都市であった。
 地脈の特異点より現れ、人を喰らい、街を蹂躙する「獣」。それに対抗しえるのは、神の奇蹟を模倣するという断罪衣と、少女の姿をした第九祭器・ノウェムだけ。
「この街は、あなたを愛するでしょう」
 そう告げたノウェムとともに、イザヤは兄のニセモノとして、この都市で「獣」と戦うことになるが…。三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048673488

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みんなのレビュー

  • ひぬ
    2024/05/22
    【読み放題】英雄である死んだ兄のフリをして欲しいとの依頼を受け、「獣」と戦うための都市である御陵市へ派遣された九瀬イザヤ。七つの大罪を具現する獣に唯一対抗しえる手段である断罪衣と第九祭器・ノウェムを手に入れ、イザヤは獣と戦うことになりますが…割と面白かった。何気にカルロのインパクトが強かったです。胡散臭い神父からしか得られない養分があるというか、彼は割と好き。登場人物達全員まだ色々と秘密を抱えてそうで先が気になるところ。なんかみんなまだ隠されてる裏がありそう…
  • 柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
    2010/11/16
    正義の味方だったカリスマが死に、その偽者が期間限定で正義の味方として戦いに巻き込まれる。誰もが自分を多少でも偽って、嘘を隠しながら生きているとはいえ、それを前面に押し出した主人公というのは無かったなぁ。でも、キリスト教がモチーフとなっているので、なんとなくなじめない。奇跡を模倣するロストテクノロジーっていう設定は好き。
  • Tomokazu Kumada
    2012/12/10
    「一年間だけ、死んだ兄のふりをしてほしい」と精霊教の眼帯司祭‐「カルロ」神父から依頼されたのは、孤児院出身で牢獄に収監中の少年。一年間だけ他人のふりをすれば、成功失敗に関わらず一生生活に困らないだけの報酬が得られるという話につられ、4ヶ月の訓練を経て特別指定教区・御陵市の御陵学院に新任神父として派遣された主人公。初めて訪れた街で、自分の事を知る少女と出会い、人を喰らい街を蹂躙する<獣>との戦いに巻き込まれていく。死んだ兄のニセモノ‐『九瀬イザヤ』として、少女の姿をした第九祭器‐「ノウェム」と共に……
  • ヤギ郎
    2017/01/30
    主人公・久瀬イザヤは死んだ兄のふりをして一年を過ごす約束をする。主人公の素性が「バレる」「バレない」のドキドキが続く学園物語かと思いきや、七つの大罪を具現した怪物がでてきて、彼は戦うことになる。バトル・アクション小説。聖書を背景にしている。取り込んだネタをもう少し体系化したほうが世界観がつかみやすい。とは言え、シンプルな物語なので、読みやすい。
  • ma-no
    2009/07/14
    文体といいキャラクタといい設定といい、自分が勝手に思っている「電撃文庫らしさ」の王道を力強く進む作品。いわゆる「中二病」は悪いことじゃない。かっこいい中二病と痛々しい中二病があるだけで、この作品は前者だと思います。プロのラノベ作家の筆致。菊地秀行チルドレンですね。