しにがみのバラッド。 Momo the girl god of death“daniel” 12

発売日 : 2009/04/10
「逢いたいよ……ねぇ、モモ」
ダニエルは、モモのいなくなった世界で、ひとりぼっちで旅をしていました。モモが残した“想い(カケラ)”を拾い集めながら。何処かでまたモモに逢えるんじゃないかと想いながら。
 モモとアンは魂を扱うことで、この世のバランスを保つ存在でした。その二人が、今はいない──。だったら逆に、くずれたこの世のバランスをもう一度取り戻すことで、もしかすると、もう一度モモに逢えるかもしれないとダニエルは考えました。そして、ダニエルは、モモと関わった人間たちが残す“想い(カケラ)”を探しはじめます。
 これは、“真っ白い花”が世界に残した、“想い”をたどる物語。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784048677615

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/12/18
    完結。今まで出てきた人物たちがモモの記憶を通じて出会う話。エコとコータ、セイゴとアズリ達はすごく気に入っていたキャラなだけに再登場は嬉しかった。こういう今までに出てきたキャラを沢山出すのは最終巻ならではの賑やかさで好きですね。ただ肝心の話は作りこみが甘く必要な説明をすっ飛ばして完結させているので全然すっきりしない終わり方でした。他作品と繋げた意味もよく分からなかった。こんな終わらせ方なら12巻も使う必要ありませんね。作品の雰囲気は好きなんだけど作品の作り方は嫌いだな。
  • くろり - しろくろりちよ
    2012/03/18
    本編最終巻。モモが関わったた人たちが出てきて…モモが居る世界を肯定して、それぞれの未来に向かってく。アンとキョウカの選択。モモとトウカの選択。全ての人が繋がって、繋がって。やさしい物語。最後、ダニエルもよかったね。ちゃんともう一度逢えた。生きて、死んで、そうやって巡って来たモモに逢えたってことだよね。ちょっと理解不能な部分もあったけど、読み切ったーって感覚はあったかな。残るは『リバース』かぁ。
  • ソラ
    2009/04/17
    内容(「BOOK」データベースより) ダニエルはモモのいなくなった世界で、ひとりぼっちで旅をしていました。モモが残した“想い”を拾い集めながら。何処かでまたモモに逢えるんじゃないかと想いながら―。モモとアンは魂を扱うことで、この世のバランスを保つ存在でした。その二人が、今はいない―。ならば逆に、くずれたこの世のバランスをもう一度取り戻すことで、もしかすると、もう一度モモに逢えるかもしれないとダニエルは考えました。そして、ダニエルは、モモと関わった人間たちが残す“想い”をさがしはじめます。
  • 瑪瑙(サードニックス)
    2011/06/30
    やっと読了。白い死神モモと過去に関わった人達が迷い込んだ不思議な世界のお話。私の回転の鈍い頭では『世界』について書かれてある部分で、理解不能に陥ってしまった。けれども、想いや夢で形作られた世界って、切なくてなんとなく魅かれる。原上セイゴの「痛みのない記憶なんてないんだよ。それでも今を生きたいと思うんだ」という言葉が心に響いた。私もそうありたいと思う。
  • KUWAGATA
    2016/12/14
    完結。最初のうちは楽しく読めたのですが、途中からなんだか雰囲気にだまされているみたいな感じになってきて、いまひとつすっきりしないまま読了しました。悪くは無いんだがなあ、というところまでしか思いが届かない。前半のノリで最後まで続けて欲しかったかな。