剣の女王と烙印の仔 1

発売日 : 2009/04/01
周囲の者の命運を喰らう《獣の烙印》を持って生まれた少年クリス。星の流れと運命に立ち向かう少年少女の王道ファンタジー。
周囲の者の命運を喰らう《獣の烙印》を、両手と額に持って生まれた少年クリス。彼は傭兵としてひとり戦場を放浪していたが、一人の少女との出逢いがすべてを変える。彼の前に舞うように現れたのは、白い衣に身を包み大剣をふるう少女、ミネルヴァ。未来を予見する力と圧倒的な剣技を備え、死神と怖れられた伝説的な剣士であった。「おまえが、わたしを殺す者か」その夜、クリスに殺されるはずだったミネルヴァの運命は、烙印によってねじ曲げられることになる――!! さまざまな作風で活躍する杉井光が満を持して贈る、星の流れと運命に立ち向かう少年少女の王道ファンタジー。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840127554

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みんなのレビュー

  • とら
    2011/07/18
    杉井さんの作品は神メモしか読んだ事がないけれど、語り口は同じで、そのままファンタジーにした感じがする。結果、面白い。何回も何回も心の中で自分を攻めるクリス。そして色々背負ってしまいには自分が殺される夢を見るミネルヴァ。この二人が主軸となって話は進んでいく。この巻でいちおう一段落ついて、次巻から本格的に物語が始動するかなという所。まあ最初からⅠと題名にあるので、続く事前提でしたか。まだ裏方がよく理解できていないので読み進めていくうちに覚えていきたいです。次巻も期待!
  • よっち
    2014/06/16
    「獣の烙印」を持って生まれた傭兵クリスが、自らの死を予見する力を持つ少女ミネルヴァと運命の出会いを果たすファンタジー。著者のファンタジーものは初めて読んだのですが、テンポ良く読めましたね。騎士団の面々もキャラが立っていて好感。最大のライバルになると思っていた存在が、早々に退場したのは意外でしたが、自らと一緒にいると皆死んでしまうと恐れるクリスと、自分の奴隷だとかいいながら独占欲があって、自らの予見を覆すものとしてずっと一緒にいるように求めるミネルヴァの不器用なのに近いその距離感は、今後に期待ということで。
  • くろり - しろくろりちよ
    2013/04/16
    杉井光の描くファンタジーライトノベル。獣の血を引く<烙印の仔>クリスと、自らの死を予言する力を持つ少女ミネルヴァの出逢いから始まる物語。クリスは己の呪われた血故に誰とも深く交わらずに来たが、その呪いを持ってしても死すことがなかったミネルヴァに寄り添い、銀卵騎士団にて共に闘うことを決める。騎士団の目的と明かされるミネルヴァの血筋。王道ファンタジー。クリスの盲目的な献身とミネルヴァの見せる弱さのバランスがとても良い。
  • 晦夢
    2013/12/18
    素晴らしく王道なファンタジー。周囲の命運を喰らう烙印を持ったクリスと未来を予見するミネルヴァが出会い話は始まる。テンポ良く一気に進んだな。ミネルヴァ可愛い。
  • 刻猫
    2012/06/03
    主人公もヒロインも、重い宿命を背負っている。かなりの強さを持つが、心の支えを見つけることはできなかった二人が、互いを拠り所として生きていくというのは、なかなかロマンチックで素敵だと思う。男女の、命を賭けた関係、ってのは個人的には好み。掛け合いの楽しさは、杉井作品らしい。王道的な冒険譚に、運命的な二人、軽やかな会話劇。全体的に気に入った。