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角川ビーンズ文庫の新刊
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合縁奇縁2020/01/1674ネタバレあり豪華短編集。ミレーユの双子の兄・フレッド(将来の夢:勇者)のドラマチックな冒険を描く表題作『身代わり伯爵と伝説の勇者』、“運命の恋人が見える”鏡をめぐって恋する乙女が暴走する『身代わり伯爵と運命の鏡』、美形着ぐるみ王子ヴィルフリートと、ミレーユの勘違いだらけな逢い引き『身代わり伯爵と秘密のデート』他、ジークの仰天花嫁選びを描いた書き下ろしを収録。ミレーユとリヒャルトの甘いラブはちょっとサブメイン寄りですが、仲間たちの心情や背景を面白さとちょっとの切なさを織り交ぜて語られていて読み応えがありました。
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エンブレムT2011/09/2842身代わり伯爵シリーズ、第8弾。今巻は番外編的な短編集。舞台は、時を少し遡ったアルテマリス国。フレッドが主役の冒険物語や、ジークの花嫁選びなど、どれもコメディー色が強く面白かったです。前巻で「物語がやっと動き出した」って喜んでた自分に「それは、ぬか喜び」って教えてあげたくなったけどね(笑)期待から外れた反応ばかりするミレーユについてリヒャルトの語った言葉「それを楽しいと思えるようにならないと、たぶん大変だと思います」は、期待通りに進まない物語についての、作者から読者へのメッセージでもあると思えて仕方がない。
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まりもん2011/10/2017短編集ではまだアルテマリスが舞台なのでちょっとシアラン編に合わせた人物紹介のページにちょっと違和感を感じた。 話はどれもいつもの馬鹿さ加減と鈍いミレーユの会話が面白かった。 ヴィルフリートとのお忍びデートっぽいのは皆に迷惑をかけつつ楽しんでいる2人が面白かった。
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さや2015/12/1413ネタバレあり★★★★☆短編集。シアラン編読了後に手に取った。本編で『ヴィルと街で買い物』や、『人面犬』等「?」な部分があったけど、この短編集を読んで解決。発売順に読まなきゃダメだね。お忍びでヴィルと城下に出掛ける【秘密のデート】がお気に入り。2人の楽しそうな様子が微笑ましくて満足。ヴィル可愛いよ。ジークとリディの馴れ初めは、見方を変えればフレッドの失恋話だった。合本版巻末特典短編集もミレーユとリヒャルトが兄弟(妹?)の真似事をしたりと糖度高め。全編的に時系列が分かりにくいのが難点かな。
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cherry2011/09/1211シアラン編を最後まで読んでからこの短編なので、なんか懐かしい感じだ!フレッドの勇者話は面白かった!さらにフレッドの自分好き病に拍車がかかってた(笑)こういう話はもっと読みたいな♪ジークの後宮ハーレム計画はリディエンヌからきていたんですね。若干リディエンヌに翻弄され気味の二人の馴れ初め話も良かったです。中の『身代わり伯爵と秘密のデート』の扉絵のヴィルフリート様が可愛くて萌えた(´∀`)そんなところも満足な一冊でした。
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