パラケルススの娘 8 クリスマス・キャロル
発売日 :
2009/05/01
「レギーネ、私の大切な女王(レジナ)」クリスティーナの秘められた過去が今、あきらかに――!
クリスマスを間近にひかえたロンドン。クリスティーナが「今年は祝ってみようか」と言い出したため、遼太郎たちも楽しい準備に追われる日々を送っていた。ある日、クリスティーナの知り合いを名乗る、シノブ・サクライという男が訪ねてくる。米国で記者をしているというシノブは、今ロンドンを騒がせている猟奇殺人に興味津々だった。おとなしかった人間が、突然まわりの人間を惨殺して自分も自殺してしまうのだ。その事件こそ、因縁深い<魔術師シモン>からクリスティーナに向けたメッセージだった――。終焉へと加速するマジェスティックファンタジー、第8弾!
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784840127905
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みんなのレビュー
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Mits2009/07/162長い助走を終えて、着地点に向けて勢い良く踏み切りをきった感じですね。この安定感はさすがです。
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maijar2009/05/262全編見どころ「だけ」! 全部の謎が明らかになった時は呆然としたよ、いやもう掛け値なしに!
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)1いよいよ明かされるクリスティーナの過去。個人的に、盛り上がり最高潮だったですw
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TSUBAKI Shin-ya2012/01/281導入にあるPunch&Judyに見立てた連続殺人はあっさり解決。この巻のメインはクリスティーナとレギーネの過去の完全解明。大筋はこれまで散発的に提示されていたことをまとめあげる、ある意味冗長な作業。敵味方がはっきりして、いよいよクライマックスへ。
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結城あすか2009/10/281読み応えはあるんだけど、構成に難ありというか、どうせ遅筆で次巻がいつになるのかわからないんだから、各巻はそれぞれでエピソードが完結するぐらいの配慮はしてくれないと、次に読む時に話を忘れてしまうにょ。それに冒頭の惨殺事件、放ったらかしじゃ落ち着かないにょ。
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