角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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紫2020/03/182新選組版『魔界転生』もしくは新選組ゾンビ物、その中でももっとも秀逸な一作。一巻できちんと完結しているんですよ! 主人公に起用されたのは沖田総司。新選組の死者を復活させたメディアに造反し、ヒロインのミリアムを守りながら次第に自我を取り戻していくのですが、この沖田とミリアムの関係はとても魅力的。幕末を生き残った新選組として、藤田五郎=斎藤一も登場。刊行当時、ちょうど人気を得ていた『るろうに剣心』の斎藤一と何とかキャラがかぶらないように差別化しようとする著者の苦心がひしひしと感じられるのであります。星5つ。
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まみりん2014/07/232新選組ゾンビものかと思ったら少女の決死の逃避行で………えーとなんだろ?播磨弁な藤田は新鮮だし良いやつだし、関西弁キャラってズルいなあ。
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胡瓜夫人2010/07/061トリニティ・ブラッドの伏線と考えると結構面白く読める。フォーマットと愛が足りない。
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凌2003/12/250色々ぶっとんだ設定の新撰組ものを読みましたが、これはちょっと私には受け入れられなかったです…。愛がない。
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栫2024/05/210再読。あとがきにも、1冊にまとめるために削りまくったと書かれている。大人の事情なので仕方ない。でもそちらを読みたかったと大人になった私は思う。子供の頃初めてファンレターを書いた作品だったのよね。 あと、これが元となり、トリニティシリーズになるのかな?でももう作者さんはお亡くなりになってしまったので、完結を読めないのだけど。
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