紫色のクオリア

発売日 : 2009/07/10
うえお久光×綱島志朗のタッグで贈る少し不思議な日常系ストーリー!
自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。 クラスでは天然系(?)少女としてマスコット的扱いを受けるゆかりだが、しかし彼女の周囲では、確かに奇妙な出来事が起こっている……ような?
 イラストは『JINKI』シリーズの綱島志朗が担当。「電撃文庫MAGAZINE増刊」で好評を博したコラボレーション小説が、書き下ろしを加え待望の文庫化! 巻末には描き下ろし四コマのほか、設定資料も収録!!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784048679046

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みんなのレビュー

  • 徒花
    2018/09/22
    おもしろかった!自分以外の生物がすべて「ロボット」に見える少女を救うために何度も平行世界でトライ&エラーを繰り返す少女の壮大なSF。けっこうエグイシーンもあるし、量子力学をベースに専門用語を使うけど、まああまり細かいことを気にしなくても楽しめる。イメージ的には『ビアンカ・オーバーステップ』か『ライオンハート』に近い。最初の物語の収束の仕方では『玩具修理者』を思い出したり。しかし、この物語をこのくらいのボリュームでまとめあげて完結させるのはひとつの技量。一読の価値あり。
  • SPICA
    2014/11/04
    新着で名前を見て久々に再読。この本を紹介しようとするとほぼ「いいから読め」で終わる気がします。あらすじ通りに進むのは本当に序盤だけで、中盤以降の怒涛の展開に一気に引き込まれました。タイムリープもので有名どころだとシュタゲやまどかがありますが、「真っ当に救われる」「救われる側が全てを救う」以外の、また違った美しい結末でした。イリヤもそうでしたが、読後に改めて見るとタイトルのつけ方が上手いんですよね。間違いなく同系統のSFの中で最高峰に位置する作品です。ラノベ読み始めた初期にこの作品に出合えたのは幸運でした。
  • 催涙雨
    2022/07/21
    この内容を一冊にまとめあげたことに好感がもてます。文章量が少ないためもう少し肉付けのほしい部分も少なくなく、やや駆け足に感じる面はありますが、物語を進めるうえで重要ではない部分が簡略化されている影響が一番大きいように思います。またその結果として作品のテンポが良くなり、結末のカタルシスまでに強いドライブ感を与えています。ループ、平行世界ものにつきまとう冗漫さもほとんどないので、かえって美点と言えるかもしれません。カジュアルな性質を損なうことなくSFの可能性がきちんと表現されているたいへん面白い作品でした。
  • KEI
    2010/02/28
    購入。これは面白い。2009年下半期ラノベ杯(新規作品部門)得票数1位もこれなら頷ける。発行当初の自分に電話し、叱責してでも読ませてやりたいww 中篇2作目の「 1/1,000,000,000のキス」から、スピード感が半端ない。読者なんか無視してマナブが突っ走って行く様を、ただただ見守ることしか出来なかった。SFでありながら人としての在り方、人と人との在り方を問いかけられたような気がした。
  • こら
    2019/03/10
    人間がロボットに見える女の子、でおおSFと思ったけど、それ以上にSF!まっこと気宇壮大なお話でした。そこまでぶっ広げた風呂敷を最後に友情に収斂させるラストも眩しく美しい。青春はロマン!あと、ドリルもロマン!