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ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2015/01/1018勇者育成学部を目指すミュウは、魔法学園に編入しふつうの学生となった、はずだったのだが・・・。成績下位者が次々と脱落していく現実の中、ミュウの存在はいろいろな生徒の心を変えてゆく。トリックスター的なミュウの純朴さ、人間関係の複雑さが短い枚数の中に盛り込まれている点は、さすが。またしてもゲームは知らなかったのですが、独立した物語として楽しく読めました。
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巨峰2010/09/0913ラノベていうのは初めて読んだ。桜庭さんのラノベ時代の小説。虎の穴の話。もう少し掘り下げればもっと面白くなった気がする。会話文が生き生きとしていてよかったです。
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ゆーき2021/06/033ネタバレありゲームが原作なんですかね? 登場人物は多かったですが、一人一人のイラストに名前と特徴が書かれていたので、覚えやすかったです。 一冊にまとめるためか、話の流れが駆け足だったので、感情移入はあまりできませんでした。 ゲームだと面白いのかな?
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Humbaba2010/03/231特別学級に編入してみると、そこは思い描いていたものとは全く異なるものであった。入っていきなり天才と決闘をすることになったが、それは渡された剣が勝たせてくれた。それによってクラスには認められたが、自分はそれに頼ってはいけないと感じるようになる。
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佐藤一郎2013/10/200ヴァラノワールは世界を救う勇者を輩出するシステムだ。だからこそそこには厳しい競争があり、試験があるごとに何人もの少年少女が落第し去っていく。去っていく者たちは皆、どこか悲しそうに笑っていた。もう絶対に辿り着けない領域。けれどなりたいと願った姿。未練と無念に視界が滲んで、それはもう見えない。しかし夢が叶わなくても、人生は続いていく。夢敗れた者も戦い続ける。そして勝ち残った者も、敗れた者たちの無念を背負い、共に戦い続けていく。これはそうした物語である。
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