カオスレギオン0 招魔六陣篇
発売日 :
2003/03/25
盲目少女と騎士の切ないファンタジー
"盲目の聖女ノヴィアが暮らす街は、蛮族からの襲撃危機に晒されていた。救世主の出現を信じ続ける少女。ある時、現れたのは、一人の""墓堀り人""だった……。書き下ろしを含む『月刊ドラゴンマガジン』連載分収録の短"
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 572円(本体520円+税)
- ISBN: 9784829114964
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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合縁奇縁2020/03/0173ネタバレありシリーズ短編集。盲目の聖女ノヴィアと黒印騎士団ジーク・ヴァールハイトとの出会い編。少女は待ち焦がれていた。閉ざされた視界の向こう側に祈りの歌を捧げながら。戦乱が続く混沌の大地で、盲目の聖女ノヴィアは、ただ一心に願い続る。そんな少女の前に現れたのは、シャベルを担ぐ一人の墓掘り人だった。盲目少女と騎士の切ないファンタジー。無口で無愛想だけど本当は優しいジークに心を開き、依存していたノヴィアが自分の心と向き合い、試練を乗り越えて、眼が見えるようなって良かった。戦闘シーンは、死者の声が聞こえるという特殊な能力で
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いおむ2024/09/1317聖戦魔軍篇の前日譚となる連作短編集でしたが、なかなか面白かったです!シリーズ物の醍醐味であるエピソードの補完や伏線などもあり楽しい一冊でした。
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キーツ(Nob Arakawa)2016/08/159つひに最後に残された冲方作品の未読聖地に着手。短編連作の体を取ったジークとノヴィアの出会いの物語。アリスのエピソードも。このシリーズを読破してしまうとマジで未読長編がなくなってしまうのでそれは大切に噛みしめる様に読みすすめる我輩なのであった。
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なしかれー2013/06/026シリーズの短編集。0ってなってるから最初の巻だと思っていたのだけど、どうやらゲームのノベライズである長編が先にあるらしい。ムムム…。長編は完結していて、そこへ向かうシリーズってことでいいのかな。出会いから描かれているのでまだまだプロローグといった感じだけれど、入り込みやすい世界観。見た目が酷い料理を平然と食べる場面が印象的。続けて01へ。
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ちゃか2014/02/144ノヴィアとジークの出会いの話。「特にあのブランカという馬鹿が傑作だ」とジークが言うシーンが何となく気に入っています。ノヴィアが少しずつ、ジークに近づいて行っているのが、いいなぁ、と思いましたが。
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