電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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エノキ2012/08/170ネタバレあり人間同士のドロドロとした諍いが見られて、ふとリヴァイアスを思い出した。こっちは大人達の思惑が重なったせいで、あんな展開になったんだけど、いつも遅れてやってくる英雄っていうのは、そりゃ兵士から見れば、たまったもんじゃないよなぁ。
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アーサー・エリス2014/05/160「謎の宇宙人との、不可解なルールを用いての戦争が続く近未来」という非現実的な舞台で描き出される痛ましいほどのリアル。死によるリタイアも許されない戦場で、少年少女は正体の見えない敵、そして味方であるはずの人類の政治的思惑に振り回されていく。「蒼い血」なる謎のクローンの登場、蘇ったヒサカ、研究者たちの思惑と、同士であるはずの学生兵士からの憎しみの間で振り回される由宇。痛々しい展開が来ることをわかっているのに、ページを捲る手を止めたくないと思わせる魅力に溢れた色褪せぬ名作。早く3巻が読みたい。
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