オルフェの方舟 ブギ-ポップ・イントレランス

オルフェの方舟 ブギ-ポップ・イントレランス

発売日 : 2006/04/25
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 583円(本体530円+税)
  • ISBN: 9784840233842

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みんなのレビュー

  • 眠る山猫屋
    2019/07/07
    再読。この巻は世界の敵となったMPLSの少女と、唯一彼女を制御できる少年の物語。まるで一巻のマンティコアと少年の様。ブギーポップは当然少女・杉乃浦春海を追いかけて狩るし、春海を助ける須磨貞夫は障害でしかない。リセットたち(前作の蒼衣秋良!)や統和機構を探る一味も狂言廻しでしかない。物語を締め括るのはブギーポップの役目だが、あくまで主人公は、須磨と春海だった。ある意味本編ではなく寄り道の巻だったが、マンティコアの物語の悲哀の部分を強く深く読み直せた感じ。嫌いじゃないです、何か救われたようで。
  • 神太郎
    2014/11/30
    ロスト・メビウスのような話の複雑さや壮大さを抑えた、ブギーポップらしい作品になったと思います。シリーズ全体の物語としては動きは少なめか。 春海と貞夫の二人がなんともいじらしい。ラストに向かうにつれ、ドンドン胸が締め付けられていった。ブギーポップがただ殺すことが出来なかった相手はシリーズ初では? 世界の敵とその味方と死神の物語。なんとも切ない物語だった…。
  • 光心
    2015/04/16
    ネタバレあり
    今巻はオルフェウスの神話をモチーフにした構成だったので、最後の最後に春海が後ろを振り返らなかった、というシーンが印象的だった。 世界という大きなルールや法則から人は逃れることができなくて、それゆえに人は自分と対になったり噛み合ったりする人を求めるのではないか。逃避ゆえの行動かもしれないが、誰かに向けた愛が基点となっている行動は儚くも美しい。 問題は人にとっての世界とは何かであり、結局どこまでいっても自分の身の回りのことしか人は認識できなくて、その大きくて見えないものに対してどう振る舞うのかが人生なのかも
  • うさみP
    2024/07/01
    たとえ世界に対する負け試合だとしても、負けないと言いたい。自動的が故に、純愛悲劇に対して不寛容な死神と世界を前に燃えゆく少年少女の神話。ある時期になると誰もが一度は『(自分に対する怒りから)世界よ燃えてしまえ!!』と願うものだよね。その厨二熱エネルギーはどこからきて、どこへ行くのだろうか。不条理を前に力を得たいと願い、望み得ない形で力を得たとしても、それはちょっと手遅れなのが現実。
  • シュレディンガーのネコ・トースト装置
    2018/11/23
    ネタバレあり
    オルフェウス、死者の世界へ妻を探しに行った男。この物語は始めから終わっている。自己で完結している。世界の敵にならなかった少女。彼女は全てを炎で包み、世界から消えていく。