訣別
発売日 :
2009/12/01
圭と悠季、それぞれに決断の時が訪れる!
世界的指揮者・桐ノ院圭をめぐるスキャンダルは、同性愛への関心を巻き込んで次第に広がっていく。そんな騒動のただ中に、渦中の人物であるSME副社長・ディビッドが来日。「僕は味方だ」と主張する彼を信用できない悠季だが、彼の行動が圭の周囲に思わぬ波乱を招くことに……。一方、若き音楽家の登竜門であるロン・ティボー国際音楽コンクールへの準備が本格化した悠季だが、師匠たちからフジミの定期公演とのかけもちを「覚悟が甘い」と指摘され!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 545円(本体495円+税)
- ISBN: 9784044346553
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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rabbit2018/09/0617第7部2作目、ロンティボーの書類審査に合格した悠季。福山氏やエミリオ先生の奥さんから富士見での演奏会は辞退するように忠告される。いまいち悠季がコンクールに対して受け身なのが嫌でした。悠季にとって富士見の存在がかけがえのないものなのは解るけど、コンクール挑戦や音大講師など福山氏のお膳立てがあったからこそであり、悠季から意欲的に挑戦した事があまりなく、プロとしてやっていく覚悟がないように思えました。ロンティボーの書類審査で落ちた名も知らない挑戦者達にも失礼なんじゃないかと思いました。
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ハル2021/10/0714ネタバレありシリーズ㉞第7部❷ 圭のスキャンダル、親しい鶴嶋の酷評。コンクールの練習もある悠季には頭の痛い事ばかり。フジミ練習場の話も進んでいて、それが唯一いい話かな。突然セレンバーグを連れて帰ってきた圭に怒り心頭の悠季。まぁ当たり前だよね。兄で社長のサミュエルの事を謝罪し信用ならないまでも許す悠季。でもセレンバーグと圭の記事が出てまたひと騒動。悠季はロン・ティボーの審査に受かり福山、エミリオ両氏にこれから絞られるんだよ。圭も悠季もこれからが踏ん張りどころって感じかな?
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エンブレムT2009/12/1813音楽的な葛藤とかオケの楽しさとか、最重要ともいえる指揮者の格好良さ(笑)も!『のだめカンタービレ』に勝るとも劣らない珠玉のシリーズだと思ってます♪でも、この巻はちょっと冗長な感じ。フジミ・ブリリアント・コンクール・師・教え子・LOVE・家族・スキャンダル・・・悠季がかかわる全てをこのままのペースで書くといったい何冊になるんだろう?ちょっと心配になっちゃった。巻末の『ブリリアントな春来たる』みたいに短編を交えつつ、本編はガンガン進めて欲しいです。
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MM2019/06/017悠季の職場の先輩・吉山氏とのご飯時の会話が気になった。吉山視点の話はないのか。。。。
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雨蛙2017/11/157第7部-2。決別ってタイトルで誰と誰が!?とドキドキ。 SMEは圭へのスキャンダル攻撃をゆるめず、このままではM響での立場の危うそうだ。
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