ミミズクと夜の王

ミミズクと夜の王

発売日 : 2007/02/25
〈受賞情報〉電撃大賞(第13回)
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 583円(本体530円+税)
  • ISBN: 9784840237154

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みんなのレビュー

  • めろんラブ 
    2011/03/03
    遥か遠い西の国では独裁者が民衆に銃口を向けている現在、自らの足元に目を転じると、家庭で学校で職場で男女間で、人が複数集えばヒエラルキーができ、たやすく支配と被支配の関係が生じている。「人類は皆平等」なんて綺麗事の絵空事。そんなこと分かっている。嫌というほど分かっているからこそ、この上ない救いをもたらしてくれるこの物語に涙が止まらないのかもしれない。読み手が額の焼印と手足の痣を己の内に見いだした時、これはきっと「私の話」になる。ミミズクとフクロウ。森に愛された二人の魂の再生を、是非あなたも見届けて下さい♪
  • コリ
    2011/10/05
    噂には聞いてたけど予想以上に面白かった。ラノベでこんなにキレイな物語が読めるとは…。ミミズクの一途な想いや、フクロウの不器用な優しさが読んでてとても心地良かった。最後は大円団のハッピーエンドで本当に安心した。どうかいつまでも幸せに。そしてこの本に出会えた事に深い感謝を。
  • 文庫フリーク@灯れ松明の火
    2010/12/19
    あっちょんぶりけ!×10。泣かされたのよさ。読み友さんの好評レビュー連発に手にしたものの、序盤はミミズクのセリフに引きっぱなし。完全にナメきってました。それが人前・病院の待合で〔崩壊するな涙腺!がんばれ涙の表面張力〕状態。あっちょんぶりけ。結局ハンカチ取り出す羽目に。解説・有川浩さんの『奇をてらわないこのまっすぐさに負けた。チクショー』体感です。さらに油断。著者あとがきで再度ハンカチ取り出す羽目に。チクショー!得難き友人はもちろんですが『私安い話が書きたい〜』は反則です。→続く
  • まりも
    2016/05/14
    再読。紅玉いづきさんのデビュー作。自らをミミズクと名乗る奴隷の少女と、魔の森を統べる夜の王の悲く美しい恋愛物語。古き良き王道ファンタジーですね。凄惨な過去を持ち、魔物に食われる事だけを願う少女ミミズクが魔物の王と出会い、日々を過ごしていく中で絆を育み少しずつ人間らしい感情を取り戻していく姿はとても素晴らしく、読んでいて心が癒されました。まるで絵本のような温もりのある世界観と、ミミズクとフクロウの不器用な恋模様の組み合わせが非常に素晴らしいので、最後まで退屈しませんね。優しさに満ちた良い作品でした。
  • ヒロ@いつも心に太陽を!
    2011/03/06
    読み始めてすぐ、ミミズクの話し方がどうにも苦手で一時中断。また読み出してからも「《絶対泣ける》と云われる作品で泣けなかったらどーなの私」と余計なこと考えながら読んでた。クロちゃんが出てきて魔王が出てきて。聖剣の騎士に乙女が出てきて「好みのジャンルだけどとりたてて目新しくもない」とか思ってたのに。いつのまにか本に没頭してた。あまりにも直球すぎて、逆にぽすっと胸に届いたみたい。たくさんの優しさに出会えた中で最後にミミズクが自分で選んだ幸せは。《お前はミミズクだ。そして私は・・・フクロウだ》それが、答えだよね。