アカイロ/ロマンス 6 舞いて散れ、宵の枯葉

発売日 : 2009/12/10
鮮血と恋慕が紡ぎだす幻想奇譚(ロマンス)──ここに終幕。
そして、すべての真実は明らかになった。 運命の糸は血を滴らせながら喉元に絡みつき、景介を奈落へと引きずり込む。一族殺しの宝刀[つうれん]は今や、忌まわしい恋を叶えるための刃となり、棗や型羽、檻江たちの生命を狙っている。 反抗か、死か。二者択一の中、最後の戦いは静かに幕を開けようとしていた。秋津依紗子に心を縛られた景介と、木春により絶望を与えられた枯葉。ふたりが選ぶのは、永遠の断絶か、それとも再起か──。 人気シリーズ、堂々の完結編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048682008

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/08/15
    再読。歪んだ愛が生んだ血みどろの争いの物語も遂に完結。主人公を絶望へ叩き落としてからの逆転劇は、全体を通して手堅く綺麗に纏まって良かったと思います。顔見知りの一族同士がお互いの感情を曝け出し、殺し合う姿は切なさを感じると同時に凄みみたいなものがありましたね。ただ不満なのはつーちゃんのデレる姿を最後に見れなかったことでしょうか。つーちゃんが大好きな自分としてはそこが心残りですね。何にせよ、景介と枯葉たちのラブロマンスを最後まで読む事が出来て良かった。その後の日常を描いた短編集とかでないかなぁ。
  • (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2013/10/06
    血ぬれのロマンス、完結。 木春さん最後まで悲しい人だったなぁ。 本編が終始痛々しくてつらかったので、エピローグでの皆に癒されましたw アカイロ/ロマンス……これほどふさわしいタイトルも他にないでしょう。 積みの都合で藤原祐作品の購読は今後しばらくお休みしますが、様子見中の新作や続刊待ちの@home、過去2作の購読もいずれ始められるようにしたいですね。
  • 碧海いお
    2023/04/25
    ネタバレあり
    完結。伝奇というよりかラブコメ×バトルという方が印象に残ってしまいました。登場人物の設定が暗いこと! 一昔前のライトノベルですが、時代背景の描写が殆どなかったので気にせず読めました。
  • U
    2013/10/19
    ネタバレあり
    悲しみの多いハッピーエンド。灰原の携帯がせつない。個人的に、型羽の「大好きになってしまった」独白がなんかものすごく好きでした。ぶわっときた。それから檻江さん。すっかり感情を取り戻したもうひとりの姉。なんとなく、このどちらにも家族的な愛情を感じてじんわり。通夜子さんは英に言えたのだろうか……そしたら彼は景介の事情とかも知るのかな。男子連中のさりげない友情も良かった。灰原はいい女でした。枯葉の誇る通り。面白かった!
  • 羊山羊
    2021/09/09
    遂にやってきた、姉木春との景介を賭けたラストバトル。今までにない位バッタバタ人が死んでゆく、正にアカイロ/ロマンス。同じ想い人の為、許し、受け入れることを選択した枯葉と全てを切り捨てることを選択した木春の対峙は象徴的。名前も秋や冬を連想させる枯葉と木春が皮肉気に対照的になっていて心憎い。話の規模は小さいものの、それを上回る想いの強さに圧倒される良シリーズでした!読んでよかった。