ダ-クエルフの口づけ ソ-ド・ワ-ルド・ノベル 2
発売日 :
2007/02/25
冷たいダークエルフ・ベラの暗黒の物語、好評第二弾!
ララサベル公爵家の長女クララに招待され、ベラとその部下アマデオは公爵領へ向かう。それはアマデオにとって故郷への帰還でもあった。一方、ベラの前にある人物が現れる。出会うはずのない人物と出会ったベラは……
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784829119020
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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陸抗2015/02/072再読。陰謀、策略が張り巡らされた中で、アマデオとエビータの純粋さが、ささやかな救いなのかな。アマデオの村が滅ぼされ、元凶となった人物は生きたまま。これが、何かの始まりだとしたら、最後に待ち構えているのは、絶望しか残されてないんじゃ…。
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てんぱい2014/12/022こういう策略が張り巡らされた話は大好物。登場人物が増え続けるが、よく書き分けてあって混同することなく読み終えた。
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ぎお2014/07/200二巻目はひたすら悲しみを強いる話だった。どいつもこいつも野心、策略、陰謀ありまくりで心が暗くなる。アマデオは一巻目以上に青臭く、叫んだり謝ってばかり。しかも強くないし囚われてばかりで少しイライラする。それでも今回の仕打ちはあまりに酷だ。ウリエラの一生も悲しすぎる。元凶のカマラサも生き残ったままだし、果たして村の仇は討てるのか。アマデオの成長があまり感じられないのも辛い。エビータの純粋さだけが唯一の光だ。事態は大きくなっていくようだがあと二巻でちゃんと終わるのか不安だ。
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kou2012/12/250なんとも中途半端でよくわからん話だったなあ、という印象。犠牲があってそれを乗り越える形で、アマデオとエビータが成長するという話かと思いきや、あまりそういう結果になってない(一応その形にはなってるけど、ちょっとオチが弱い)。しかも、一方で諸悪の根源は残ったまま。かと言って、滅びの美学を描いている話でもない……。ほの暗い雰囲気はとても良いんだけど、なんかそれだけだったなあ。なんだが読後にもやもやしたものが残ってしまう話だった。
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Theodore2009/11/230やっぱりダークエルフとバンパイアは美人のお姉さんに限る! という一冊。それに加えて、始終漂う暗い雰囲気と背後で繰り広げられる陰謀劇もまた素晴らしい。陰謀や腹の探りあいはやはり女のお家芸、女の仕事だなと思う。
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