イスカリオテ 4
発売日 :
2009/12/10
断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。
御陵学院内の教会でシスターを務めるノウェムにはじめての友達ができる。しかし、その正体には秘密があり―「銀のノウェム」。
廃ビルで発見された昏倒した人々と、一人だけ意識を保った男の子。その秘密を追うイザヤとノウェム、そして二人をマークする異端審問官ラーフラの駆け引きと過去を描く「黒のラーフラ」。
“獣”に立ち向かう玻璃と、“獣”を喰らう裏の玻璃。その決意とイザヤのさらなる覚醒とは―「紅衣の娘」。
断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。眷属を従える謎の“獣”との戦いの行方は―。
廃ビルで発見された昏倒した人々と、一人だけ意識を保った男の子。その秘密を追うイザヤとノウェム、そして二人をマークする異端審問官ラーフラの駆け引きと過去を描く「黒のラーフラ」。
“獣”に立ち向かう玻璃と、“獣”を喰らう裏の玻璃。その決意とイザヤのさらなる覚醒とは―「紅衣の娘」。
断罪衣の資格者たち、それぞれの葛藤と戦いを描く中短編集。眷属を従える謎の“獣”との戦いの行方は―。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048682053
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みんなのレビュー
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ひぬ2024/05/2922ネタバレあり【読み放題】ノウェムとある学生の関係、ラーフラが何故神父になったかが明かされる短編二本、そして中編一つで構成されるシリーズ第4巻。短編はなんか両方ともちょっとほろ苦い感じの結末。あまり繋がりがないと思いきや、結局中編の方に関わってきました。玻璃がもう一人がそこにいると気付いてしまったり、色々転機になりそうです。イザヤの右手の件も不穏極まりない。そしてやっぱり壬生はそう簡単に退場してくれないよね。
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柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中2010/11/2516中短編集という事で、悲劇へ進みつつある本編から少し離れて、ほっこりした話だなぁと読み始めると、本編に直に繋がるとんでもない展開に。滅ぼされても甦るなら勝ち目ゼロになってませんか。神の奇跡で塩となるか、〈獣〉となるか、どちらにしても人間滅ぶべしみたいな…
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紅羽2013/08/288ノウェムの可愛さを再確認した中短編集。私もノウェムの作ったご飯やお菓子が食べたいです(笑)日常パートも多めでしたが、ラストは切ない感じで終わってます。特に書き下ろしのラストが凄く気になります。
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ごぅ。2020/04/216「銀のノウェム」「黒のラーフラ」「紅衣の狼」中短編の形ながらお話としてはそれぞれのキャラの背景を補完しつつ物語の中枢へと誘ってくれる作品となっておりました。。ここにきてカルロの株が僕の中で爆上がりなんですが、これは死亡フラグ的なものとかじゃないですよね。。。
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彩雲2010/01/186ニセモノたちが織り成す偽りに満ちた物語も第4巻。今回は連作中篇集。3篇それぞれで銀のノウェム、黒のラーフラ、紅の大淫婦に焦点を当てているが、どの話でもノウェムの仄かな、しかし偽りのない感情が育っていく様子の愛らしさは格別。
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