千の剣の舞う空に
発売日 :
2008/02/12
ボーイミーツガール・オン・ライン―この“絆”はきっとリアルだ。
ボーイミーツガール・オン・ライン―この“絆”はきっとリアルだ。
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784757739819
ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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KUWAGATA2016/02/267デビュー作&古い本ということで、少々肩に力が入っている印象が強かったですが、かなり完成度が高い作品だったと思います。オンラインゲームを題材としていますが、主題はむしろ、主人公やヒロインの現実世界における戦いと成長の軌跡にあると思います。オンラインで知り合った相手がクラスメイトだったとか、最後の戦いのオチとか、かなり強引なご都合主義もありますが、主人公の心情や、その他キャラの心の綾が丁寧に描かれていて好感の持てる作品でした。今はだいぶ毛色が変わった作品を書いていますが、根底にあるものは共通していますね。
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ツバサ2017/10/186ボーイミーツガールは良いなと。丁寧な描写があるからこそラストに繋がるのが納得出来る。よく出来てた。
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しろ2012/09/203☆6 ネトゲにはまった高校生のボーイ・ミーツ・ガールもの。「サウザンソード」というネトゲで世界最強を目指す真一と、その中で出会った女剣士アスミは最強プレイヤーの闇と対峙する。真一は、アスミが同じクラスの人気者だと気づいたが、何故彼女がネトゲなんてやっているのか…。現実世界で傷を負って、ネトゲ世界で生き甲斐や生への活力を蓄える人たちがいることがよく分かる。そしてその先に待っている「闇」も垣間見える。普通に爽やかな物語だった。
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海老庵2009/04/222ゲームそのもの(SAO)、もしくはゲームそのものの世界(迷宮街)を舞台にした作品の後なので、ゲームと現実がはっきり分かれてるこの作品の面白さが更によく分かった。応募時の題名「ボーイ・ミーツ・ガール オン ライン」がすべてを現しているステキな青春小説でした。ゲーム世界での経験を糧として現実世界に足がかりを作っていく過程に共感。脇を固めるクラスメイト達も個性豊かで存在感があって良かった。次作が出てないのが気がかりだけど期待して待ってます。
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Lunor_kssg2015/03/081読了。面白かった。こういうボーイミーツガールの話は大好きです。ストイックなところも。
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