電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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ヴィオラ2017/11/1873つ目のクロノグラフの効果は「嵌めている者の時間を逆転させて、肉体も退行していく」という物。随分限定的な感じのアイテムですがw これに誘拐事件を絡めることで、うまい具合にサスペンスとして盛り上げてると思います。既出のアイテムも上手に使えてるし、ようやくこの設定に慣れてきたのかな?…と思ったら、この巻でどうやら終了らしいです…。少なくとも、あと4冊はいけたはずなので、少しもったいないような気もするなぁ
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やっす2016/05/224シリーズ三作目。これは結構好み。クロノグラフの持つ特性がそのままタイムリミットとして機能しており、物語のサスペンス性を高めています。謎解きの要素は薄いけど、言われてみれば犯人はこいつしかいないなと思える位には伏線が張られてました。 犯人探しを忘れてしまうほど、タイムリミットに間に合うのかどうかばかりが気になって、これがある意味犯人から注意を逸らす最大のミスディレクションになっていたとも言える。w これからに希望を感じさせるラストも良い。その後新刊は出てない様だが、ぜひ続きを読ませてほしいものです。
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ソラ2021/07/252【整理・再読】
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ソラ2008/04/132【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 資産家である小布院の身内と勘違いされた真里亜が誘拐されてしまった。しかもその身には恐るべきクロノグラフ“リグレスト”が取り付けられていた。リグレストの効果により、真里亜は凄まじい速さで幼児化していく。行き着くところは肉体の消滅―。救出とリグレストの解除。その難事を慧は同時に解決しようとするのだが。
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卯月2012/08/072再読。慧と真里亜の関係がぎくしゃくする中、真里亜の誘拐と、3つ目のクロノグラフが絡む事件が同時発生する。真里亜と慧は偶然出逢ったのではなく、送り込まれたのではないか。シリーズ根幹に関わる謎を提示しておいて、打ち切りは困るなぁ(泣)。二人の仲が修復したところで終わっているのが救い。今回の犯人がどうやってクロノグラフの機能を知ったか疑問だが、誰かに教えられたのか。登場しなかった残り4つのクロノグラフはどんな機能なのだろう、と考えてみる。
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