電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
-
ソラ2008/11/165内容(「BOOK」データベースより) 西の雄ゼルツタール、東の雄ゼッキンゲン、そして長き沈黙を破り動いたヴァルネミュンデ。全軍を挙げた総力戦は、すなわち皇国の趨勢を決める最後の戦いを意味していた。ゼツルタール公軍の元帥として采配を取るシグルドだったが、前途は危ぶまれるものだった。共に歩んできたギュンターとの亀裂は深く、兵を二つに割る事態に陥ってしまう。凄まじい貫通力を誇るヴァルネミュンデ公軍の突撃、漁夫の利を狙い戦況を睨むゼッキンゲン公軍の老獪さ。それらを前にシグルドは苦戦を余儀なくされ…。
-
YO-HEY@紅蓮ロデオ2015/05/315良く描けてるなと、感心でした。しかし、戦闘中の視点移動が下手だったかなー。ギュンター、悲しいけど我の強い道を突き進んでしまった結末。そして、過去の亡霊とは言い得て妙。ローラもなくなり、アールガウのことを知った上で。この先どう読めるのかな、現在の戦争を。続き。。。出てほしいな。
-
Humbaba2010/03/282彼のために力になると誓っていたのに、いつの間にか立ち位置が変化してしまった。追い越されてもらったものはなんとか立ち上がったが、それですべてが解決するわけではない。そのすれ違いが最後まで改善されずに、英雄たちの人生は幕を閉じてしまう。
-
いんちょ2016/03/1512008-1128.ここで終わりなのかしら
-
八岐2008/11/221ジグルドは以前からいまいち存在感が乏しい人だと思っていたが、もとより寄って立つ者が外にある人だったのか。今となっては死者の想いに取りつかれているわけだし。しかし、神聖帝国誕生秘話、というわりにスケール感が田舎領主の争いみたいな感じでいまいちチンマイかったなあ。で、エミールはどうなった?
powered by
レビューをもっと見る