ちょコワ、いかがでしょう? ほんとにあった、ちょいコワ奇譚集
発売日 :
2009/08/25
夏、なつと言えば怪談。ちょっとひんやりな実話いかがでしょう?
小説家水城正太郎のもとには、何やら奇妙な話にまつわる相談事が多い。さて、今回かれのもとにもちこまれた相談は、富士見書房に所属する編集アルバイトの少女からのものだった。現実の向こうに待ち受けるものとは!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784829134382
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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ひみーり2024/07/1611実話怪談集、最初はほとんど怖くなくて徐々に怖さが増していく。この手の話でよくある見ると死ぬビデオがあり死んだときの詳細が知られている、確認したのならなんでお前は死んでいないのか、確認しなかったら詳細が知られない、お決まりのパラドクスも書いてある。読み進めるとグロ描写が出てきてホラー好きでないと楽しめない。
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dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない2020/12/174富士見書房でバイトとして働く妹兎子は予定を組んで仕事をする事を嫌っていた。聞けば昔の奇妙な体験が原因でわざと予定を立てないらしい。この時は、まさかその話が一連の恐怖体験を呼び込むだなんて、誰も思っていなかった。 *** 表紙とタイトルからは想像がつかないかもしれないが、こちらの内容は実話怪談を小説風に脚色した一冊。可愛らしいイラストとは裏腹に結構怖かった。何故ラノベでやったのか。個人的には、角川ホラー文庫とかで出しても不思議じゃない内容だった。
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ckit2014/08/210実話怪談ライトノベル。実話怪談とラノベを混ぜる企みがうまくいっているかと思うと悩ましいところ。でも面白かったです。あとがきまで引っ張るの良い。
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間立2012/09/100富士見ファンタジアで実話怪談集があるとは思わなかった……。 ドジっ子バイト編集さんと作家水城正太郎が自らが体験したり見聞きした怪談に検証をくわえたり夢見がちに語ってみたりするわけだが、だんだん一つの階段に深入りしはじめ……。 ジャパニーズ・ホラーの湿って背後に迫ってくる感じではなく、後ろから急に「ばあっ」と脅かされるようなギミックの効いた怪談集でした。
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さんちゃん2012/09/090怪談もの。中心となるお話に沿ってちょいちょいネタを入れつつ……しかし、ラノベでいいのか……ヒロインも微妙な位置だったし、煙に巻かれるラストも立派な怪談ものではないか。なんか、表紙だけで借りたビデオを見てみたら呪いのビデオだった!みたいな感じ……。飛び上がる程ではないが、ちょコワ気分で読むと涼しくなれます。
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