メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2021/11/0950シリーズ物をスピンオフから読み始めてしまった…。でもこれはこれできちんとまとまっていて楽しく読めた。タイトルに「黒方」が入っているから期待はしていたが、思った以上に嗅覚に訴える物語だった。安倍晴明が摂津に出張で不在中なのでぼやきまくる賀茂光栄。きちんとシリーズ1から読んでみよう。
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のほほん@灯れ松明の火2010/10/2527なんとなーく買って、読み始めたのですが、予想以上に面白かったです。 主要メンバーのキャラ設定がすがすがしいほどに、はっきりしていて、安倍清明が脇役に徹しているのも とても新鮮でした。 藤原実頼が時の権力者でありながら かなりの好人物で、光榮と身分を越えて、つながっていくところが、好きでした。 本編が別にあって、こちらが外伝になるのでしょうか。。。 是非とも そちらも読んでみたいです。
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とも2015/11/3026安倍晴明ではない陰陽師もの。粗暴な光榮とミステリアスな兼良のコンビは折り合いが悪くてほぼ別行動なのだけど二人揃うと抜群の安定感でした。既存シリーズの外伝だと知らなくて読んでしまいましたが読み終わるまで気付かなかったのであまり影響なさそうです。機会があればそっちも読んでみたい。
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みさぞ。2015/10/2412この作者は源氏を読んで好きになったので2冊目として本書。陰陽師モノで安倍晴明主役じゃないけどこっそりいる感じ。源氏と同じく物の怪やら人の怨やらと重くなりがちな内容なのにテンポ良く読める。主役は賀茂光榮、そのライバル?に住吉兼良、掛け合いがテンポがよく感情も陰陽としてるのかな。藤乃も吉平もおいしいところで活躍。左大臣に呪詛、大事にならないよう動く陰陽寮、恨みと裏切りと強要、解決したかに見えて隠れた黒幕をひとり兼良が追いつめ、兼良は何者?というラストで次巻へ。陰陽ノ京は未読、保胤が主役らしいがこれも興味あり。
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miroku2013/09/0612『陰陽ノ京』外伝というより、続編。大きな流れが根底にありそうなので、しばらく楽しめそう♪
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