ぼくこい
発売日 :
2010/05/01
ぼくたちは、そろそろ恋をするべきじゃ、なかろうか?
学校が終わればいつも向かうのは有馬の家で、そこはぼくたち4人の楽園。だが有馬の姉ちゃん(ヤンキー)に「半年以内に彼女ができなかったら、部屋を明け渡せ!」と脅された。オタクなぼくたちは彼女を作れるのか?
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 628円(本体571円+税)
- ISBN: 9784044192242
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)2014/07/2123【★★★☆☆(そうか、そうきたか)】良くも悪くも童貞たちのご都合願望を破壊してくれる作品(笑) 東雲侑子シリーズ等とはだいぶ毛色の違う雰囲気ながら、これはまさしくラブコメへのアンチテーゼというかひねくれ者な森橋ビンゴ先生らしい作品です(褒めてますw) まあ吉川くんも有馬も勝手に勘違いして勝手に舞い上がってただけだから自業自得なんだけど、これはとんだピエロじゃねーかっ!とw 現実なんてこうだよねーというほろ苦いオチながら、最後には救い(?)のようなものがあってよかった。部長の小物ぶりもある意味不憫で泣けるw
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わたー18オタクな主人公たち4人が、友人の姉の横暴でたまり場を奪われないようにカノジョを作ろうとする物語。表紙からはライトなラブコメの雰囲気を感じるが、ヒロインが既に彼氏持ちだったり妙に思わせぶりなだけだったりと、リアル寄りの展開になっていて、一筋縄じゃいかない感じが著者らしいなと。ラストでは仄かにラブコメが始まりそうな気配もあるので、今でも続きを待っている。
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イーダ2015/12/0517ネタバレあり森橋ビンゴの実質デビュー作?児島、てめーってヤツぁ!途中まで大した山も無いなーと思って読んでたんですが、恋愛の終わりなんてこんなもんなんですよね。「魔物」いますね。しかし、誤解で終わった恋もまた切ない。
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ヲタ小僧2013/10/1917ネタバレありオタクな主人公達4人が傍若無人な友人の姉から部屋を奪われないために恋をしようとする話。普通のラノベなら好きな子と付き合ってハッピーエンドになるはずなのだが、この作品はそう安易には終わらない。主人公の好きな人は主人公の友人と付き合っていて、もう一人の友人の好きな人は八方美人の悪女であることが終盤で判明する。というか、傍若無人な姉もアドバイスしていたウメさんも恋人に振られたしなあ。そんな中、最もやる気のない友人がひょんなことから恋人ゲットで終了。とりあえず、吉川と紅子が恋人になれることを祈るとしよう。
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ナギ2013/12/1612ひょんなことから冴えない高校生たちが恋人作りに奔走する話。イラストの雰囲気と違い、結構エグいストーリー。でも現実はもっと残酷だし、後処理とか大変ですからね。リアルっぽくはしつつも過度には近づけない、バランス感覚に優れた良い小説だと思いました。
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