メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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星野流人2013/09/1517冥王星Oシリーズでは鬼門、的なコメントをよく見かけていたため警戒していたのだが、なかなかどうしておもしろい。覆面の正体は、ラノベっぽさの強さから、折口良乃さんか。確かに他の冥王星シリーズと比べるとラノベ的描写が非常に多く、せっかくの冥王星シリーズの魅力であるシリアスさや不気味さがコミカルさに上書きされてしまい、堪能しきれない感はある。けれども冥王星シリーズから切り離して考えてみた場合、小金井姉妹と遼一くんの関係性には魅力が非常に多く、「もっとこの3人のどたばた劇を見ていたいな」と思わせるような作品だった。
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シュレディンガーのネコ・トースト装置2015/02/238ネタバレあり魔界探偵冥王星Oシリーズ5作目。複数作家が越前魔太郎のペンネームを使い、世界を構築する。今回の作家は折口良乃。金色堂に住む小金井姉妹と平凡な少年・日野遼一の物語。姉妹の元には奇妙な事件の依頼が舞い込んでいく。はたして【彼ら】と冥王星Oとの関係性とは?
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みっつ2010/07/236単体としては程々に楽しめたラノベという評価に落ち着くのだが、数作の積み重ねを経た「冥王星O」シリーズの1作としては正直受け入れ難い作品。連作的な構成なのは嫌いではないが、相対的に登場する「彼ら」の絶対性が薄くなってしまい非常に残念。もっと、できる子達だったはずでは…。シリーズとしては番外編的な位置づけになりそうだが、他作品との繋がり具合を鑑みると違和感を多く残してしまいそう。
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ソラ2018/04/285【再読】
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さくらこ2012/12/125読み通すのがなかなかの苦行だった。せっかくの初めての越前魔太郎が”これ”とは・・・orz 他の方の感想を読んで、別の作品には期待を持とうと思った。
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