百億の魔女語り 4 魔女って一体なんなのかしら、ねえ-
発売日 :
2011/12/12
会いたかった。
会いたかった。
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 616円(本体560円+税)
- ISBN: 9784047276659
ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火2012/03/1825楽しかったけれど、本当に最後はやけっぱちの如く駆け足だったなあ。サブタイトルの付け方は秀逸ですね。本当に魔女っていったい何だったのだろう。現代の科学の様な理論しきった魔法がある中で、古くからの魔法を守って生きる魔女たち。生まれが、生まれ持った加護が違う、アイデンティティーの心許なさに揺れるエーマの心が痛々しくも切なくもありました。最後の最後までアディに振り回されるお話だったけれど、最後にデレたアディは可愛かったですね。これから理論を廻って色々紛糾するだろうけれど、争うことなく生きていてほしいなと思います。
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まるぼろ2014/09/0714この物語の様々な真相が明らかになる最終巻。まず竜の存在ですが、途中くらいまでは学術名もある事からこっちの世界での恐竜みたいな物かと思っていたら…、しっかり向こうの世界での超越種でしたね…w やはりドラゴンを起こすと碌な事がないと言うお話でした…w ラブコメ的にはやはりエーマを選んだと言う事になるんですかね? 少しだけモヤモヤが残りましたがこれはこれで良いのかもとも思えました。しかしアディの発表も上手く行き魔女術の未来に希望が持てる終わり方は良かったです。竹岡葉月さんの未読の作品も読もうかと思いました。
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たく@ぼっち党員2015/11/179完結。やっと…やっと消化できました。それなりに気に入っており、全巻初版で購入していたのですが、この巻だけ、放置していました。積んでから4年。やっと消化できたことで感傷的な気分になってしまいます。さて、内容は、序盤からは考えられないような展開に飛んでいきましたが、なんとか最後はそれなりの着地点へ。しかし、主人公とヒロインの行方は判然とせず。せっかく約束したなら、もう少し先の話まで描けばよかったのに。
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KUWAGATA2013/10/226完結。最後少しばたばたした印象がありましたが、まあ落ち着くところに落ち着いたのかなという感じです。ただ、姫様にはもっとエーマに対抗して欲しかったかも。全体的に、近世と中世を足して二で割ったような雰囲気がとても心地よく、シリーズ通してさらさらと読み終えることができました。個人的には、あと2冊ばかり続けて、じっくりと書いて欲しい気もしましたけれど。
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シュエパイ2011/12/116スタンダードな魔法とはルーツを異にする"魔女"たちの、そのルーツを捜し求めた人々のドタバタ劇、閉幕。魔女見習いやったり騎士見習いやったり王女付だったりプーに落ちたり、身分の乱降下が激しい彼でした(笑)目の前で家族が竜に、かぁ……あぁ、確かにそうなるだろうなぁ、だれだって。科学者として正しく厳しいあり方の妹さんも、無事に発表できてよかった♪いつか不便で自由だった頃を忘れない、その象徴として、空を飛ぶ魔法使いがいたっていい、と。良い生き方に辿り着いた魔女達なのでした。
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