電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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シュエパイ2013/06/3016崩壊して滅び行く世界で、たった一人の大事な君を探して、世界をさまよう。昔、Wiiで遊んだ『FRAGILE~さよなら月の廃墟~』を、その主題歌『光』を思い浮かべながら読んでいました。歪な天使を救うため、もう一度、世界を巡るこの子たちの姿を見てみたいのです。
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さばかん2013/05/1814なかなかよくできていたんじゃないかな。 SFファンタジー的な、終末世界的な、近未来要素もあるし。 もっと残虐描写がたくさんあると思ってたけど、思ってたよりも少なかった。 話の展開は結構面白かった。 たまにはこういうタイプの話も読みたいよね。あんまり読まないから。
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T.Y.2013/11/1211荒廃した未来世界、マサキは骨のような翼を生やした「歪な天使」ルーフィスを助ける。その後彼女を奪われ、10年間捜し歩いたマサキは、天上都市から来た男ダグラスに、そしてもう一人の「天使」リューンに出会う…。主人公がまずヒロインに名を与えられ「何者か」になって、後に別の、自我の定かならぬヒロインに出会うという構成が特徴的。死者に咲く花やナノマシンの砂漠といったディストピアの描写も美しく印象的。自分を獲得し、他者を捜し求め、そして世界を見通すまでに至る――そんな物語。
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謡遥2013/08/2610やられるときはそれなりにやられる(コテンパンに)、みたいな。ルーフィスとリューンはちょっと戸惑いました。結局マサキは最後決断しなかったけど、まああーいう結果に落ち着いているので厳しいなと。リューンが可愛かった。何気に伏線回収がすさまじかった。これが最初に完結させた作品だと!
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朝夜2013/05/1410『ぼくが救うのは、歪な天使だ。――世界なんて、おまけ程度でしかないね』読了。終わった世界と空中都市にティスの花、素晴らしい世界観でした。手加減なしの展開にやや心が折れましたがそれも味かな。次の目標も提示されたし続きも楽しみ。
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