空ろの箱と零のマリア 4

発売日 : 2010/06/10
爽快なる先鋭系。不敵な青春群像を描く御影瑛路のシリーズ第4作。
「ああ……分かったよ。僕が ── 僕が、『王』になってやる」
 クローズド・サークル『王降ろしの国』。中世風の職業に就き、一度の面談を介し行われるそのゲームの勝利条件は、他プレイヤーを殺して生き残ること──。つまりこれは、“殺し合い”にまみれた狂気のゲーム。 その“騙し合い”のゲームから、未だ抜け出せない星野一輝。彼はついに、事態打開のため自ら“王”となるべく動き出す。カギとなるのは、トリックスターである大嶺醍哉。この空間を作り上げた“箱の所有者”はいったい誰なのか、一輝はついにその真実へとたどり着くが……。 『王降ろしの国』完結編、登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048685955

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/04/22
    「王降ろしの国」完結編。はこマリっ!史上最高の出来と言えるんじゃないでしょうか。様々な思惑が一つに重なっていくまでの過程やそこに至るまでの心理戦は見事。この作品は人間のダークな部分の使い方が本当に上手いわ。それがあるからこそその後の展開がより映えますね。今回一番印象に残ったのは一輝がマリアを助ける事を決意したシーンでしょうか。やっぱり主人公はこうじゃないとね。それだけにとって付けたようなハーレム展開は残念でしたが。一輝の決意が物語にどんな影響を与えるのか気になるし、次巻も期待。
  • ゼロ
    2011/01/28
    読ませるものがあるな。巧みな心理戦を使い、頭の回転が早いキャラクターに翻弄される。色葉と悠里で盛り上げといて、一気に落とす。全員死なずに終わるかと思っていただけに、良い意味で期待を裏切ってくれました。この作品は一筋縄ではいかない。一輝が周りの影響により、成長している。しかし、この作品はループもの。留まることで麻里亜と一輝のいちゃもん関係が築けているのかもしれない。独り立ちして行く一輝が、主人公らしくヒロインを助ける巻が出てくるかもしれない。それが物語の終わりだとしても、楽しみでならない。面白かったです。
  • 晦夢
    2014/05/19
    これは傑作ですわ。王降ろしの国決着編。後味はいいとは言えないがそれなりのハッピーエンドじゃないすか。やっぱり悠里ちゃん可愛いな。様々な思惑が重なり合う感じがすごくよかった。そんな中、一輝も目的を見つける。ゲームの後の日常がすごく雰囲気的に好きだった。心音と醍哉の過去が非常に気になる。
  • 海星梨
    2023/10/17
    KU。ループものの一巻が、四巻になってまで伏線になってるのいい。あんまり作者とシンクロ度が高くなくて、3上と3下にしなかった理由まではよくわからない。でも、それくらいの距離感のが面白かったりするんだよなー。川上稔さんとかも「シンクロ率50%切ってないか特に短編」って感じだし。100%わかりえないから、展開が読めないとかユニークさを感じるとか魅力を感じるんだと思う。絶望展開は甲田学人さんとか好きだし、むしろジェットコースター歓迎ですって感じなんですよねー。
  • ハルクイン
    2016/01/08
    『王降ろしの国』編の後編。おもしろかった。タイトルの意味も明かされてきて、これからさらに盛り上がりそう。醍哉くんの中学時代から高校までの過去が気になるところだ。