threesome
発売日 :
2022/08/24
ここから先は、大人の領域。ノワールで官能的、衝撃的すぎる傑作BL!
その美貌と快楽主義的性格で、強かに生きてきた極道、辻良典。
しかし切れ者弁護士の財津と、彼の甥で舎弟でもある菊池に弱みを握られてしまう。
三人での肉体関係を強いられ、屈辱を越えた先の悦楽に溺れ始める辻。
二人から捧げられる、偏執的ともいえる愛にも慣れてきた頃、
詐欺グループの一員で、辻を慕っていた青年が殺されて……。
乾いた非情な裏社会で、男たちはなにを欲し、欲されるのか。
官能的なハードボイルドBL!
しかし切れ者弁護士の財津と、彼の甥で舎弟でもある菊池に弱みを握られてしまう。
三人での肉体関係を強いられ、屈辱を越えた先の悦楽に溺れ始める辻。
二人から捧げられる、偏執的ともいえる愛にも慣れてきた頃、
詐欺グループの一員で、辻を慕っていた青年が殺されて……。
乾いた非情な裏社会で、男たちはなにを欲し、欲されるのか。
官能的なハードボイルドBL!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041119693
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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りゅう☆2022/09/1578ネタバレあり榎田尤利さん傑作BL3作品目は「黒」。単行本で既読済みなのにヤクザの辻、舎弟の菊池、弁護士の財津との関係すらうろ覚え。辻ってば暴力の専門家というだけあってハードボイルド。だけど辻を尊敬して愛してやまない菊池はそれをも喜びとしてるんだな。初っ端から殴られた姿の登場の菊池、殴られた理由に思わず笑えたけど。辻の隠された優しさが見えたと思ったら、悲しき死と直面したり、拉致されて殺されそうになって生きた心地しなかったり、まさかの裏切りに切なさが募ったり。人と人との繋がりがとても濃い。みんな個性的なキャラが魅力的。→
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ナミのママ2024/02/1654久しぶりに濃いBL作品。角川文庫より「白」「ピンク」「黒」と著者の3作品セレクト出版されたうちの「黒」。極道で組を率いる辻、組の弁護士の財津、下っ端組員の菊池、3Pの官能シーンたっぷり。暴力団×詐欺グループの暴力バリバリの硬派な部分と爛れた愛欲シーンのアンバランスが読み応えあった。会話も笑いたくなる部分が多くて外で読むのは危険。こっそりまた読もう…感想書いたらこっそりじゃないか。
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honoka2022/09/2929ネタバレあり単行本既読。内容忘れてたしカバー買い(笑)そうだ。レンの手紙と櫛田の想いに泣いたんだった。そして榎田さんの描く3Pは良いんだよねぇ。てか榎田さんはBLもやっぱ好き。
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Yukiko Yosuke2023/01/2826ネタバレありヤクザの幹部・辻と弁護士の財津、辻の舎弟の菊池。この3人の若干爛れた(と言って良いのか)関係を背景に、偶然辻が助けた、特殊詐欺をやらされている青年レンの存在が、辻に絡む愛憎劇を引き起こす。同じ組の神立との軋轢、タナカと名乗る特殊詐欺グループのリーダー格との抗争、何かがパーツとして揃っていないがために、話の本筋が見えないもどかしさを辻と共有しつつ読み進むと…、驚きの展開が待っていて驚愕。人を愛したくないという辻が愛された結果。切ない読後感でした。
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niko2022/08/2426ネタバレあり2015年に発売された単行本を改稿し、文庫化した作品。3冊セレクトの最後は『黒』。実は初読みの本作。美貌の組長・辻が、顧問弁護士の財津と舎弟の菊池に溺愛される極道3pもの。他にも、兄貴分の櫛田や特殊詐欺に加担する少年・レンに慕われまくる辻。この辻の魅力がいまひとつ伝わってこない。みんなが辻のどこにそんなに惚れるのかピンとこなかった…。切ない展開もありつつ、サラッと読了。後半は、辻の哀しみを昇華させるような3人の濡れ場がタップリ。愛されても愛さない辻…それはそれでカッコいいと思いました。
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