レゾンデートルの誓い
発売日 :
2025/06/25
安楽死が合法化された未来。かつて死を願った少女が誰かの孤独を救う第2巻
安楽死が合法化された未来の日本。安楽死を希望する者は人名幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。
神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉でアシスターとして働く東峰渚。かつて安楽死希望者だった彼女は、その経験があるからこそ寄り添える痛みがあると信じ、安楽死希望者たちと向き合っていく。
たとえそれが、人生で最も許せない人だとしても――。
人気シリーズ文庫化第2弾。文庫限定書き下ろし短編「そして始まりの場所へ」を収録。
神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉でアシスターとして働く東峰渚。かつて安楽死希望者だった彼女は、その経験があるからこそ寄り添える痛みがあると信じ、安楽死希望者たちと向き合っていく。
たとえそれが、人生で最も許せない人だとしても――。
人気シリーズ文庫化第2弾。文庫限定書き下ろし短編「そして始まりの場所へ」を収録。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 891円(本体810円+税)
- ISBN: 9784049163698
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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碧海いお2025/07/155ネタバレあり続きがあると知って読んでみました。 今回も短編で安楽死を希望をしてアシスターのアドバイスでしなかった東峰渚が主人公。そんな彼女がアシスターとして活躍する話。 けど、前回の主人公のままの方がよかったかもしれない。 現実でいうと精神疾患者がまるでカウンセラーになったかのように思えてしまって。現実では上手くいかない例を知っているからかもしれない。
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栗山いなり2025/07/214かつて安楽死希望者だったアシスター・渚と安楽死希望者達を描いたシリーズ第2巻。安楽死希望から紡がれる命の物語に友情物や家族物の要素が入ってた作品でそのどの要素もかなりのクオリティを持ってると思えた。命に向き合うという意味では前巻より好きかも
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水木2025/07/0513ヶ月連続刊行の2作目 前作同様、生きるとは、死ぬとは、自分の人生とは…と考えながら読むけどやっぱり、人は死ぬ時は死ぬし、生きる時は生きる。ただそれだけのことなのに、なんて複雑に私たちの人生に絡みついているのだろうかと読みながら日々回顧している。 誰にも死んで欲しくないけど、自分は…っていう僕にはやはり刺さってしまう作品だなぁと思う。 日々の苦しみや人生の願いの在りどころのような、微かな光に手を伸ばす人の救いの物語だった
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