さようなら。別の人の番になります。だから最後に思い出をください。
発売日 :
2025/08/01
トラウマに悩む次期国王α×不遇の人生を歩むΩの切ないオメガバースBL
使用人の息子のテオは、ボードゲームをきっかけに王族のアルベルトと立場を超えて友情を育んでいた。しかし、希少な男性オメガだと発覚したテオは強制的に現王の側室になる運命にあった。アルベルトに対して淡い恋心を抱えていたテオは、別れの前夜にせめてもの思い出にと裏庭を訪れると、ある少女の思惑で恋の魔法が施されたその庭で図らずともアルベルトに遭遇してしまう。両想いとなった甘い時間も束の間、魔法で心を操られたことに気づいたアルベルトに怒りをぶつけられ、そのまま永遠の別れを果たす――はずだった。しかし十数年後、腐敗した王に対してクーデターが起こり、偶然にもテオはその首謀者であるアルベルトに助け出される。あの夜のトラウマからテオは身分を偽るが…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1595円(本体1450円+税)
- ISBN: 9784041161630
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ2025/08/021ネタバレありイラストとタイトルが気になって買ったしまった。切ない話なのかなーとか思ったけど、そうでもなかった。まぁ好きな人に誤解されたまま王の愛人として牢獄みたいなところに入れられてのは可哀想だったけど、なにかアルベルトに誤解されたままの方が嫌だったな。とはいえ変な魔法にかかってもテオだけはOKとか変な魔法の抜け穴もあったりして、いつくっつかと思ってなんでも友達のところにいってみたりなかなか焦らされた。タイトルがアレだから、か笑 結局は好きな人とくっつけてよかった。
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まりも2025/09/020王族のアルベルトと使用人のテオはゲームを通じて親友になったが、テオがオメガだと判明して王の側室になることに。王宮に行く前の日にテオはアルベルトの心を魔法で操ったと誤解され、誤解をとけないままふたりは離れ離れに。数年後にクーデターを起こしたアルベルトが王宮に攻め込み、劣悪な環境で放置されていたテオも救出されるが、栄養失調もあって成長を止めていたテオはかつての親友に気づかれない…という切なさ盛り盛り設定なんですが!切なさ2割で甘さ8割な印象。アルベルトがテオにベタ惚れなのが見え透いてたからかなあ…
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