月光
発売日 :
2010/09/10
期待の新人が贈る第16回電撃小説大賞《最終選考作》、ついに登場!!
退屈な日常から抜け出したいヒネクレ男子・野々宮。 ある日、彼は美人で成績優秀、さらにゴシップが絶えないクラスのアイドル・月森葉子のノートを拾う。そのノートからはみ出す紙切れにアイドルとは程遠い言葉── 『殺しのレシピ』 という見出しを見つけ……その日を境に月森との仲が一気に狭まっていく。 シニカリストとキュートな悪女、そんな二人の不思議で奇妙な関係とは……!?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048687225
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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くろり - しろくろりちよ2011/05/0141第16回電撃小説大賞「最終選考作品」。完璧な女の子・月森の両親が死に、「殺しのレシピ」を手に入れた僕は月森に近づき、真相を探り始める。月森との駆け引きを楽しむ僕。物語は静かに―死を悼むでもなく、恋に染まるでもなく、淡々と進んでいく。思い出したのは乙一の『GOTH』という作品。そこまで完成度は高くないけれど、僕と月森の関係が似てると思った。
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KEI2010/09/2132購入。読メで評判が良いということで。これは凄い!かなり面白い!!日常に退屈し、少し(かなり)ヒネた性格の主人公・野々宮。彼はある放課後、眉目秀麗で成績優秀、学校のアイドルである月森葉子のノートを拾う。何てことないノートに挟まれていた紙片は、アイドルからは程遠い「殺しのレシピ」なるものだった・・・。とにかく素晴らしい。ストーリー、キャラクターともに文句なし!まず、特筆すべきは二人のやりとり。濃く、深く、とろけるぐらい刺激的な心理戦、そして推理戦。続きはコメで。
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チェシャ猫2010/12/0821う〜ん。。。キャラクターや文体は好きなんだけど、ストーリーが何だかなぁ。文章力は新人さんでは高い方だと思うし、キャラクターも魅力的なんだけど、どんでん返しがないからなぁー。ミステリーとしてもオチが腑に落ちない。ただ、主人公とヒロインの会話は緊張味あって面白かったので、作者さんの次の作品に期待。
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紅狐2010/11/0321探偵モノのような、それでいて狼と香辛料のごとき会話の駆け引きがあり、アクの強いキャラクターありと面白かった。惜しむらくは中盤以降にその掛け合いが見られなかったことと、主人公が何のために虎南と戦ったのか分からないということ。でも全体としてはとても楽しめた。
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しぇん2024/08/1620Kindle Unlimitedで再読。結構好きだった作品。捻くれた二人のミステリ風ラブストーリー?ミステリーは余り主軸でなく二人の関係を楽しむ話なのかなと。サブヒロインがサブ過ぎたのはちょっとと思いましたが
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