喰-kuu-

発売日 : 2010/11/30
大食いの女の子は好きですか? 大食いに身を捧げた者達の熱きドラマが今始まる!!
すぐれた戦士には例外なく、賞賛と敬意をこめて二つ名が送られる。ある者は《氷山に咲く花》と、またある者は《四つの胃袋を持つ男》と、そして彼女はかつて、こう呼ばれた戦士だった――《極大引力》。突然バイト先に現れた大食い少女・井ノ原みのりの勇姿に魅せられた主人公・ハチは「俺と付き合ってくれ」といきなりの告白に打って出る。そんなハチに対しみのりは「これを食べきることができたらお付き合いします」と、三十人前の超巨大ラーメン『食神』を指さすのだった――。大食いに身を捧げた者達の熱きドラマが今始まる!!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840135863

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みんなのレビュー

  • スズ
    2021/11/28
    大食いに青春を捧げる部活・過食倶楽部。長きブランクから復帰したとある少女を追い、食の超人が集うその部に入部した大食い初心者の男子高校生の戌井が大食いと片思いの少女みのりに認めて貰う為に奔走するフードファイターラノベ。みっともない、くだらないと揶揄される事もある大食いの世界ですが、そこに情熱や熱意を注ぐ戦士達の死闘が熱く描かれており、『ベン・トー』の狼達を彷彿とさせる熱い勝負や大食いの猛者に与えられる二つ名が良い味出してます。部活メンバーの得意な料理もバラバラで、互いにテクや心理戦を駆使して戦う姿も良かった
  • KEI
    2010/11/26
    購入。第6回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞作。開け食道、唸れ胃袋―熱血大食い活劇(帯より)。 大食いにかける青春エンターテイメント。これ一切期待してなかったんだが、面白いこと面白いこと。大食いという特殊な題材だが、主人公はじめ過食倶楽部のメンバーの大食いにかける情熱を見事に熱く書ききった。私的では、ヒロイン・井ノ原みのりのキャラを掴めなかったのが残念。ハンチング装着時の人を食ったような感じと、非装着時のギャップがもっと欲しかった。大人しいキャラなのか、ボケキャラなのかわからない。可愛いんだけどね。
  • KUWAGATA
    2015/11/18
    私が勝手に部活挫折系と呼んでいるジャンルの作品。賛否はともあれ、無難な感じにまとまっていたと思う。文章もまあまあ読みやすかった。ただ、ギャル曽根のような特異体質でもない人間が、一か月かそこらでそんなに食えるようになるわけがなかろう。あと、掛け合いギャグについては、ちょっと厳しいものがありましたかね~。
  • タカユキ
    2010/11/23
    これは良い青春モノ。展開は分かりやすくて安心して読める。今後に期待。
  • 古槍新垢
    2011/02/02
    作者から大食いに対しての愛を感じないというのが第一。愛や情熱がなければ重厚な描写で読者を唸らせればいいが、それもない。どうしても骨子はベントーを、大食いは無銭飲食列伝を連想し比較してしまうから見劣りする。全体的に小奇麗なのが、自分の手を汚さないように逃げている風に感じて好きになれない。馬鹿げたことに青春をかける系統が好きで、なぜ好きなのかと言うとそれらの作品には馬鹿げたことだと思う自分すら惹きこまされる濃さがあるからで、喰にはそれが感じられず、結局真白と同じ意見に留まってしまって夢中になれない →続く