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メロン泥棒2010/11/293乙女だけで構成された「白兎騎士団」ということで、エロやら百合やらを期待させるが意外と硬派な架空戦記もの。攻城戦など大局から見た戦闘の流れを描いた部分が多く、兵隊の配分や戦陣の組み方などは戦略シミュレーションを見るような楽しさがある。数百人から数千人が動く戦場を描いているので、主人公ガブリエラが率いる騎士団の動きが埋没するかと思いきやしっかりと見せ場も用意されていて上手い。本作は前作『鋼鉄の白兎騎士団』の続編となるが、前作を読んでいなくても問題なく楽しめた。実際、自分は前作を読んでいない。
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彩雲2010/12/012回想だった『鋼鉄の白兎騎士団』が終了し、いよいよ本編開始!「羊の皮をかぶった暗黒大魔王」ガブリエラの活躍が楽しみです。尚、ガブリエラの策は作中で奇策奇策と言われていますが、ガブリエラの戦術の基本は情報と食料と速度の優越、そして質の高い戦力と、量としての戦力の使い分けにあるので、意外に王道で連用されても説得力が衰えない点が好きです。あと、ガブリエラとレフレンシアの対比が面白い。現時点ではガブリエラは戦術において卓越していますが、政略・戦略という面ではレフレンシアが圧倒。今後のガブリエラの成長が楽しみです。
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猫殿宰相2010/12/012策士が有能だから策が決まるのか?相手が無能だから策が決まるのか?どっちに見えるかは作者の腕次第だと思われます。今回、ガブリエラは前者、アリアンレイは後者に見えました。ただ、ガブリエラも微妙に重要なところは力技なんですよねぇ。ゆえにイマイチ読んでいて気分が盛り上がりきれない。素直に感心できない。
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とんかち2010/11/282クセルクス盆地の攻防戦が始めるのかと思っていたのですが、そうではなかったですね。子らからも色々な戦いでガブリエラの活躍が見れそうで楽しみです。
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fap2014/10/271説明不足で説明過多な小説。 戦術を説明しているときに、同僚の勤務態度を嘆くなど。 緊迫する空気を和らげる為なのかもしれないが、流れを無視した唐突感を感じる。
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