壊れかけのム-ンライト ブギ-ポップ・アンノウン

発売日 : 2011/01/10
彼女のことが好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならない──。
あんたには好きな娘っているかい。俺も恥ずかしながら片想いの相手ってやつがいる。その娘が何を考えているのか、それが知りたくてしょうがない。でもそんな俺にブギーポップはこんな風に言う……
「彼女のことを好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならないだろうね」
 それって一体どうすりゃいいんだ? ――三人組の男子に仲良し三人娘、どこにでもいそうな子供たちが何気なく惹かれた先に待っていたのは、触れた者すべてを死へ誘う奇妙で歪な蝙蝠の影だった。謎が謎を呼ぶ中であらゆる絆が壊れていき、何も信じられない暗闇に落とされたとき、彼らが求めるのは月光の下での優しい終末か、それともさらなる悪夢に突き落とす黒帽子の死神か……?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784048701228

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みんなのレビュー

  • 眠る山猫屋
    2019/07/26
    再読。この辺から緒方さんの絵が・・・。物語は宮下藤花の中学時代の親友二人、そしてその片方に恋した少年とその親友ふたりが巻き起こす〝世界の終わり〟。人を死に呼び込むバッドダンスという現象と、それに対立するレモンクラッシュという現象。もちろんブギーポップも見え隠れ。今回は精神や記憶に干渉する存在に対抗しちゃうブギーポップ。段々人間離れしてきた(最初からか?)。そして、最後の最期に・・・。誰もが世界の敵に成り得る可能性を秘めている、ということか。
  • アイゼナハ@灯れ松明の火
    2011/01/09
    前作に続いてブギーポップが活躍してくれるのは嬉しい・・・のだけれど、やっぱりヴァルプの方に主力メンバーを割かれている間は大枠のストーリーの方は進めづらいのかもね。どこかで読み返しておかなくては。
  • YO-HEY@紅蓮ロデオ
    2011/02/02
    相変わらずの高値安定。ブギーポップはあいもかわらず世界の敵と戦います。魔女戦争とどう絡んで来るのか…まあ、気長に楽しむよ。文章力だけ読める数少ないラノベ作家だよね。
  • 神太郎
    2016/09/19
    久々に引っ張り出して読んだ。プーム・プームって昔ブギーポップのアニメに出てたんだっけなぁ、全然能力は違うけど。特筆すべきはやはり、初めてブギーポップと同種の自動的なる者の存在とブギーポップが語る自動的な存在の末路って言うのかな。いつかは自分も消える事をうすうすは感じてるのだろうか。ロスト・メビウス以降ブギーポップの存在意義を問う場面が増えてきてるよなぁとか思いながら読んでました。
  • exsoy
    2011/01/21
    表紙の絵じっと見たら怖くなってきた… 話はなんだか懐かしい感じがした。ファントムなんて存在すら忘れてたわw