レイヤ-ド・サマ-

発売日 : 2011/01/10
世界の何処かで、俺と彼女が体験した『重なり合った夏』の物語。
高校二年の夏休み。俺は、一夏の想い出ってやつを体験した。柑橘系の匂いが香る、ちょっと不思議な少女。彼女は、常識はずれな行動と共に、俺の許へとやってきた。時間さえも飛び越えて、俺の未来――これから死に行く人生を止めるために。
 これは、世界の何処かで起こった。ありふれた者同士のストーリーだ。ありふれているかもしれないけど、俺と彼女にとっては、忘れられない大切な想い出でもある。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048702317

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みんなのレビュー

  • そのぼん
    2012/11/26
    表紙を見ればライトノベルらしい感じですが内容は結構重かったです。高校生の主人公が謎の少女と出会い、ストーリーが始まりました。パラレルワールドも関わり、なおかつ死も扱った作品でした。一筋の痛みを伴ったラストには心が締め付けられるようでした。
  • 年中古本派・文花
    2012/07/13
    非常に面白かったです!とあるレビューに、『イリヤ〜』の劣化版って書いてあったけど『イリヤ〜』は途中で読むの辞めちゃったんだよね(文章のリズムが肌に合わなくてw)だから、検証は出来ないけど、ミステリーとしても、青春物としても、優れた作品だと思います。あ!あと、読了したらプロローグと表紙、各章のラストの独白を確認するのをオススメします。物語に対する理解が深まりますよ♪ んで、各章のラストの独白は、キャラ達の独白なのですが、六章の独白だけは、誰の独白か解らなかったです 近い内に再読して検証してみたいと思います。
  • 中性色
    2016/07/21
    季節にあわせて読み始めたのに、読み終わった日の最高気温は25℃だったよと。というか、柑橘系の匂いってそういう。ライトノベル特有の軽い感じは残しつつも、結構ガッツリ気味のSF仕様。ただこの具合だったらいっそのことそっちに偏らせてもよかったかも。なんとなく話の流れで胎児の夢とか思い出したけど、たぶん関係はない。個人的にはハルと野々子が好み
  • みくきのこ™
    2014/08/13
    切ない。絵に反してなかなか残酷な結果、という印象。主人公を殺人鬼に殺される未来を変えようと過去からやってくるという、一見ありきたりなSFだが、多くの時間移動系とは違って、過去がコピーされていく。後味に微妙な気持ちを持たせてくる一冊。
  • しん∞SHI−N
    2013/06/02
    【これは、世界の何処かで起こったありふれた者同士の物語。ありふれているかもしれないけど、俺と彼女にとっては、忘れられない大切な想い出でもある。世界の何処かで、俺と彼女が体験した『重なり合った一夏』の物語=闇雲に夏の太陽に焼かれながら駆け回るような淡い青春を感じられる】印象としてはなかなか予想外な結末だった。「イリヤの空〜」を読んだ事があったのでボ-イミ-ツガ-ルの一夏の淡い思い出を期待していたが、表紙から受ける印象とは異なり序盤から次々起こる展開から、何だか悲壮感漂うラストになるのだろうかと邪推しなが