リサイタリスト
発売日 :
2011/08/01
光の当たる場所に踏み出した僕を、盛大な拍手の渦が包んだ――。実力派ソリストとして一躍注目され始めた悠季。その第一歩は…。
ロン・ティボーで見事優勝という栄誉を獲得した悠季は、一躍実力者ソリストとして脚光を浴びることに。落ち着く間もなくガラコンサートで真価を問われることになるが…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 565円(本体514円+税)
- ISBN: 9784044346591
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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エンブレムT2011/12/2340前巻の感動覚めやらぬうちに一気読みしたので、悠季の人生が大きく変わって行く臨場感をダイレクトに味わえました。リサイタリストとして一歩前進したということは、それまでいた場所から立ち去るということ。この巻の展開は、今後彼が望む望まぬには関係なく得るものと失うものがあるということを、読者に心構えしておくよう予告しているような気もしました。個人的には、不穏なスキャンダルネタや講師関係で頭を悩ませたりのエピソードは割愛して欲しいなぁ・・・。フリー音楽ライター・都留島さん視点でのステージ中継は、とても魅力的でした♪
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rabbit2018/09/1421ネタバレあり第7部6作目、ロンティボーのガラコンサート。圭とはあんまりいちゃいちゃ出来てないくて少々心配。奏者としての悠季の成長を見てきた都留島視点が良かったです。悠季のシベコンも圭の指揮ではない状況でも更に磨きをかけて進化してるし、アンコールで入賞者達が一緒に演奏して悠季を助けたりするなんて悠季の人徳だなぁと感じました。
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ハル2021/10/0714ネタバレありシリーズ㊲第7部❺ ロン・ティボーで優勝した悠季。圭と宅島がマネージメント事務所を立ち上げ密着取材を受ける。でも連絡不足でカメラマンが来て悠季のバイオリンを触ったり許可なく写真を撮ったり、しまいにはライターの片瀬と揉め泣き出されたりと迷惑でしかなく悠季が可哀想だった。ガラコンサートも最高の出来で最後息切れした悠季を他の候補者達が助けるという一幕も‼︎その後2人は情熱的に抱き合う♥️空港で出迎えたフジミの皆の温かさに和む…でも悠季の記事が女性誌に載り警戒する圭。2人の周りが変化してこれからどうなるのか?
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雨蛙2017/11/207ネタバレあり第7部-6。ロン・ティボー国際音楽コンクールが終わり、そのガラコンサートが始まる。実力派ソリストとしての脚光を浴び始める悠季を売り出すため取材を受け付けたが取材する記者やカメラマンが悠季の集中を邪魔する。今後はこう言ったトラブルも増えるんだろうな。
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きーみん2011/09/177独り立ちしだす悠季。まさか圭と道が別れちゃうんだろうか?最終章も5冊目。先を早く読みたいよーな、読みたくないよーな。あとがきの樫本さんのコンサートは、機会があればぜひとも行きたい♪
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