アンチリテラルの数秘術師 3

発売日 : 2011/09/10
私達は無自覚に、目に見えないi(ウソ)を必要として生きているんだよ。
仲間でやってきた北海道旅行。様子のおかしい雪名に、俺は歯がゆい気持ちでいっぱいだった。彼女は俺との“約束”を疑っているのかもしれない ── そう思った折、町が歪み始める。無数の化物。数秘術(アルケニック)が使えなくなる雪名。NPCのように機械的な、町の住人たち。そして現れる、“虚数”の災厄の数(アルヘトス)。彼との出会いで、俺と雪名は互いの本当の気持ちを知ることになる。“数”の異能力バトル、第3弾登場。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784048707473

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みんなのレビュー

  • 謡遥
    2013/07/08
    虚数の使い方、まあ嘘なので、分かりやすいのか分かりにくいのか…題材が難題なので、頭をひねりつつ楽しめた。伏線好きというからには、いい伏線をいろいろ用意してこちらを驚かせてほしい。あと、アンデレさんはツンデレさんです。
  • ころん
    2011/11/10
    クラスメイト達と北海道旅行にやってきたらガウスの迷宮という異空間に巻き込まれてしまったところから始まる3巻。ガウスの迷宮のカラクリは割と早い段階で気付いてしまったけど、後半の展開が切なくてやるせない。今回は虚数i=嘘に関する数秘術が中心になっていて、嘘にまみれた真実があまりにも純粋で悲しすぎる。アンデレや稲瀬など、今後の展開に深く関わってきそうなキャラクターも出てきて、これからも楽しみです。
  • 刻猫
    2012/03/22
    iの重なりは儚い。悲劇だとしても、前しか進む道はない。ただ人は、死って結末が必ず訪れるものと分かっている。だから、悲劇が訪れると知っていても、正しく暖かく生きていけると信じている。なんか、敵に同情し過ぎて感傷的な気分。暗躍している黒幕が見えてきたので、ストーリーの展開に期待。
  • 無銘
    2012/01/06
    "数"を操る異能バトル3巻目。旅行先の北海道で"虚数"の災厄の数と対峙。 誠一への恋心を自覚しつつある雪名が可愛くて悶え死ぬ。他にも雛木さんのおっぱいとか、明津の残念なセンスの発覚とか、アホ可愛い執行官のアンデレとか、キャラ別にも見所多数。話の本筋も、一連の事件に誠一が偶然巻き込まれたわけではなく、彼こそが中心であることがいよいよはっきりし、面白くなってきた。覚醒フラグが立ちまくりな誠一はいよいよ戦闘で役に立つ時が来るのかな?
  • ブー
    2011/09/11
    3巻!この作品、巻を重ねるごとに面白くなってきた。今巻は「i」が、キーワード!主人公達よりも、今回は、事件を起こした側が切ない。あの事件後、二人は・・・とても気になる。また、今事件を通じて、自分の気持ちに目覚めつつある雪名。また、ラストで暗躍する敵方が話していた「彼の覚醒」とは・・・まだまだ伏線が多い作品。1巻から考えるとここまで面白くなるとは思わなかったなぁ~次巻も楽しみ!