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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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のれん2021/05/1713奇跡とは信仰と同じ。信じられるなら願いは現実となる。 アルスマグナはただそれだけを信じたい人だった。 エルミナもそうだ。ただ違うのは彼女が信じられるものには名前があったこと。彼女が信じられる相手はすぐ側にあったのだ。クフ・リーンが元ネタよろしく自己犠牲による献身を尽くしたのは忠犬らしさも相まって感動的。登場回数が少ないのにこの存在感は作品通しての魅力だったかと。 大団円で最後まで全キャラを描ききったのは作者の愛だろう。 なにげに一番の衝撃はカナメとドミニクかもしれない。信頼できる相棒的な雰囲気だけど。
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シュエパイ2011/11/137契約を果たすための物語、閉幕。始まりから読み続けて、何だかあっという間の物語だった様な気がします。これまでの物語、全ての人々、全ての力を束ねて、契約書へ立ち向かっていく、心熱くなるストーリーでした。思い敗れて喪って、新たな地へ旅立つ二人のその後が少し気になりつつ、ほっとしたり。あぁ、いつかこの先に、影のわんこと一緒に過ごす、ゆっくりとしたじかんがやってくるのでしょうね、よかった♪
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みどり2017/04/306完結!いろいろ落ちは想像していたけど、最悪でも最良でもなく、でも一番しっくりくる終わり方だったなぁ。奇跡も神も、作るものでもなく、起こすものでもなく、自分の中にあるものという感じが好き。あとがきのSSナイス!
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晦夢2014/02/175完結。今までのキャラ総出演といった感じで、賑やかな最終巻。綺麗に完結して、それぞれがそれぞれの未来へ。このシリーズは総じてあと一歩足りない、そんな感じでフワフワしてた印象。
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みや2014/04/243ハッピーエンドで良かった。誰も死なないし今まで出てきたキャラ総出演で楽しませてくれた。それぞれが新しいパートナーと歩んでいくその先を、短編集で読みたいと思ってしまった。
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