逢魔ケ時あやいと倶楽部 召喚少女の守護人形
発売日 :
2011/10/25
糸で操られる少年と妖怪に見惚れられた少女の物語。
感情が高ぶると、無意識に妖怪を"召喚"してしまう体質を持つ少女・銘。彼女を守るために生まれた、人形の青年『弁慶』。謎の通り魔事件が起こる学園で、二人は解明に乗り出すが……すこし不思議な学園異能奇譚。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048709682
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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はつばあば2020/04/2740ネタバレあり「社人形」って言葉、恥ずかしながら初めて聞いたような(#^^#)。それだけでも読んだ値打ちあります(#^^#)。妖魔を召喚する女の子、その女の子を生まれる前から守ってくれていた父親とその姉を守らんとする健気な弟君。どこかに淋しさを纏って幼い頃から育ってきた環境。平凡に育つってどんなに有難いことか。イジメた人にはサラサラ何気ない事なのでしょうが、イジメられた人には奥深く傷ついた思いが積もっているかも。それが爆発した時・・妖魔が心も体も占拠する。老婆としては子供に返ったようで楽しく読了
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ひめありす@灯れ松明の火2012/01/1623何だろう、一生懸命に頑張っている人。というイメージ。デビュー作のあとがきで、設定がわからなければ作っちゃえばいいじゃん?というかのフランス王妃も真っ青な助言をもらって小説を書き始めて、それで本当に一生懸命、表現の仕方やどうしたら面白くなるのか、考えて少しずつ悩んで立ち止まって、それでも少しずつ書きためて、やっと一冊になりました、という作者の頑張りが伝わってくるようでした。一生懸命気のきいた、ひねりのある表現を入れようとしているけれど、もっと単純に物語を楽しんで書いてほしいし、それで十分なのに、と思います。
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kumo2017/06/114★★★☆☆
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ころん2011/11/084社人形という対妖怪用の呪術戦闘機と契約してしまった銘の、妖怪にまつわる話。個々の要素は好きな感じなのになんだかなぁ…というのが率直な感想。弁慶が出てくるまでが長かった。弁慶と銘のベタなカップルは読んでて微笑ましいです。でも次の巻が出るなら読んでみたいかも。
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ハルクイン2011/11/064異能者ばかりが集められた学園ファンタジー。次も出てシリーズ化してほしいなー。轟くんと弁慶の銘ちゃん溺愛っぷりが見ていて微笑ましかった。けっこう読んでいてテンポ良く感じた。
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