金は彼女の回りもの
発売日 :
2012/01/10
お嬢様が僕の秘密のアレを帳消しに!?
突如、母の残した借金2千万円を背負うことになった高校生・透。妹との夜逃げ寸前のピンチを救ったのは、同じ学校に通う美人お嬢様・茜だった。
透は恩人である茜に“下僕の恩返し大作戦”を敢行するが、ある事件のせいで人間不信に陥っている茜は透を信じることができず……。そんな折、茜の誕生日パーティで、再び彼女の心を踏みにじる事件が勃発し── 下僕の真心がお嬢様の冷えた心を温めるほんわか主従ラブコメ!
透は恩人である茜に“下僕の恩返し大作戦”を敢行するが、ある事件のせいで人間不信に陥っている茜は透を信じることができず……。そんな折、茜の誕生日パーティで、再び彼女の心を踏みにじる事件が勃発し── 下僕の真心がお嬢様の冷えた心を温めるほんわか主従ラブコメ!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784048861663
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2014/03/0829亡くなった母親の借金2000万円をいきなり抱えることになった主人公が、その借金を肩代わりしてくれたお嬢様に恩返しするために、自ら真心を持ってお嬢様にお仕えするお話。周囲の人間に恵まれてなくて人間不信気味のお嬢様に献身的に接する主人公だけでなく、幼馴染の吉田さんや義妹なんかもみんないい人で、主人公を巡って争奪戦が勃発したりもするわけなんですけど、それぞれの空回りっぷりが面白かったです。構図としては非常に分かりやすい、目を引くようなインパクトがある作品ではなかったですが、いい感じにまとまっていて楽しめました。
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中性色2016/07/2612この人は相変わらずラノベらしいラノベといった感じだよなぁ。まぁ、だからこそ嫌いにはなれないんだけど。そういうとこの整合性とか詰めとかがどうかといった感じかな。勢いは嫌いじゃないし、キャラは面白いけど。にしてもこいつら胸の話しかしてないな。主人公もまぁ悪くはないが、この手のこの時期の主人公って、いろんな意味でまっすぐすぎるのがな。個人的には吉田さんが好み。
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シュエパイ2012/01/298亡くした義母の残した借金から、義妹を守るため、人生を(自主的に)お嬢様に売り渡す少年の、どこかかみ合わない忠義のお話、っと。あぁ、連載分も笑ってたけど、ハッピーバースディのお話はなかなか好み♪"愛の"華麗なる三角蹴りをかますとか、素敵じゃないか・・・!大事なひって、やっぱり大事な人と、祝いたいもの、ねぇ♪なんトナーく続きそうな予感、次巻はいつごろ出るかなー?はやいといいなー
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まろさん2019/05/266【再読:なんだけど書いてなかった】母親の借金を相続してしまい、その返済に限界を迎えた主人公がヒロインである人間不信となっているお嬢様に救われ、その恩を返すためにお嬢様に一途に尽くし続けその心の壁を崩していくお話。最近似たような作品を見かけ替わりに再読しましたがやはり面白い。ヒロインであるお嬢様に加え脳筋幼馴染、恩人でもある義母の娘である義妹とヒロイン候補は事欠かず、主人公も病的なほど紳士で誠実な事もあり深く考えずに作品を楽しむことが出来る。できる事なら3巻ほど読みたかったが電撃だしね仕方ない。
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KUWAGATA2015/01/186この作者の書く物語は、人間関係を非常に丁寧に描いていて、そういう部分は非常に好感が持てるのですが、その物語を紡ぐための設定が常軌を逸して荒唐無稽という傾向がありますね。ドキドキカルテもそうでした。ラノベだから細かいことはいいっこなしなのかもしれませんが、それにしても後半の誕生パーティーでの勝負はいくらなんでも無茶苦茶だろう。確かに大人はいろいろ汚いものを持ってるかもしれませんが、どんだけゲスいのかと笑 あと、主人公が茜に対する時に敬語なの、上下関係の象徴なのかもしれないけど、ちょっと卑屈な感じがしたなあ。
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