時間のおとしもの
発売日 :
2012/01/25
『時間』は気まぐれな性格で、ふとしたときに『奇跡』を運んでくれる。
この時代にタイムトラベラーを呼び寄せる。それが俺の目標だ。大学生瀬川三四郎は、『未来を持つ男』だった。時間に囚われた人間たちの、淡く切ない短編集。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784048863476
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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そら2022/07/3139タイムトラベル、パラレルワールドなどのSF短編4編。全編、楽しかった~。入間人間大好き!会話のやりとりになんか癒されるんです。「蜜柑と檸檬は帰ってきたか?」「それは殺し屋の名前じゃないですか。」と、”デザインは車型だが~、中身はカーペット式に改良されて~名付けてデロえもん号。”には吹いた(笑)。「未来を待った男」が一番好きだけど、ラストの意味がよく分からなかったな(^^;)。表題作「時間のおとしもの」は、ロリコンっぽいシーンがいかにもって感じで微妙だな~(^^;)。
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Yobata2012/07/1936『時間』は気まぐれな性格で、ふとしたときに『奇跡』を運んでくれる。時間を題材にした短編集。台所で発見した携帯電話にでると、もう一人の私が出て、その世界の私と入れ替わってしまう…「携帯電波」,バタフライ効果でタイムトラベラーを呼ぼうとした男と、タイムマシンの研究をし続けた友人の物語…「未来を待った男」,バッティングセンターに4人の俺が現れ、4人でしかできない事で、完全犯罪を目論む事に…「ベストオーダー」,時間が止まればいいのに…病弱な同級生が人が生きている速度は違うのだと言ってきて…「時間のおとしもの」→
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烟々羅2013/12/1628読み友某氏にあったらプレゼンされた「たしか『読みたい本』に入れていたよね」。わたしともう一人の参加者は菓子をお土産にもってきていて、読メの集まりだということを意識していなかったのに。 入間人間は3冊目かな。内容に比して文章がちょっとローテンションなところが良い。四篇のうちでは「未来を待った男」が好き。時間遡行と ** は主題として相性が良い。(ネタバレにつき伏字)
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美葉2020/07/2926文章がすごく読みづらかった。どれも設定は面白いと思うけれど、いまいち話に入り込めなかった。この作家さん苦手かもしれない。
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不羈2014/06/1125これは、ラノベってカテゴリーなんだろうな。短編集(4作品)。好きなのは「未来を待った男」想いを具現化する努力、その源泉。青春だなぁ(;_:) 「ベストオーダー」はエンディングの強引さに不満足 けっこうLightに楽しめた。
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