天国の門
発売日 :
2012/03/01
実写映画化で話題沸騰! 二人の出会いを圭視点で描いた必見の一冊!
天才指揮者・桐ノ院圭は、川べりで耳にした理想のバイオリンの音色に恋をする。その持ち主を探してちっぽけな市民オケに辿り着いた圭は、そこで生涯のパートナーとなる無名のバイオリニスト・守村悠季と出会い――。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 565円(本体514円+税)
- ISBN: 9784041002193
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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rabbit2018/09/2021ネタバレあり第7部8作目外伝。悠季との出会いから強○事件までの圭視点で話。伊沢さんの本当の愛についての語りが心に染みました。ポーカーフェイスの圭も悠季と出会った頃は心の中では初々しい反応をしてたんだなぁと驚きました。
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ハル2021/10/0714ネタバレあり第7部外伝 順番でいうと「選ばれし者」の前に出版されたお話。圭視点の留学時代のめっちゃ慇懃無礼で愛を知らない彼が日本に帰国し悠季に出会う。アレした人数が100人越えとは驚き。愛情もクソもない圭が悠季の音と出会い泣く。ここからが苦難の始まりなんだけど、圭視点でアノ時の真相が分かり…でもあのキッカケがなければ今の2人はいないんだよね。そして悠季視点の話。色々知ってるつもりだったけど本当に苦労してきたのがよくわかった。バイオリンと音楽を愛し夢を見て破れそれでも立ち直って今の悠季がいる。頑張ったなぁ。
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MM2016/05/0910ネタバレあり「天国の門」ベルリンで音楽を勉強中の若き日の圭。一時的に帰国した圭は伊沢に「自分はこの先一生を共にしてもよいと思えるパートナーと出会えるのだろうか」と相談する。伊沢の返した答えとは?。。。伊沢の言葉が深いです。非常に意義のある尊い言葉を教えてくれます。私も聞いてて勉強になりました。「夢見るバイオリン」圭に出逢う前の悠季が描かれています。悠季がまだ生きていた頃の母親と交わす言葉にぐっときます。なにげない会話なのですが心に残る一コマです。二人がそれぞれ富士見に入団する時の様子が描かれているのが面白いです。
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紫野2012/03/068続きかと思ったら、短編でした。単行本は未読だったので、楽しかったです。第一巻の圭視点の話。まさか、あの鉄面皮の裏で乙女(?)のような彼が居たとは!今になってみれば割と可愛い男なのですが、悠季視点から見ると得たいの知れない男だったなぁ、と昔を思い出しつつ読みました。また再読したくなりました。
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ちびのすけ@灯れ松明の火2012/03/038変則的な時期に出すなぁと思ったら単行本の文庫化でした。持ってるけど久しぶりに読んだので新鮮でした。圭のほうはこれから明るい未来だけど、悠季の話はその性格そのままで暗くて湿っていた。早く本編が読みたいです!
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