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ファンタジア文庫の新刊
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KUWAGATA2013/10/1015完結。何げに主人公にどっちかを選んで欲しくないと思ったのはこの作品が初めてかも。蛍も彗も、比べようがないよね、いろんな意味で。女性作家らしい、抑えの効いた淡々とした筆致の掌の小説。登場人物がみな愛すべき人たち。非常によい読後感でした。だがしかし、P69の挿絵は、これはもう反則だろう。え、なに、これってアリ(笑)!?
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ミモザ2013/05/188★★★★☆ 想い人の帰りを待ち続けた昂介、ついに天野井との再会を果たす。良かったね、昂介。結局、宮沢=天野井だったわけで、要は二重人格だった。ありきたりなオチだったが、イイ話だったので満足!ってか、話のまとめ方が気に入った。天野井の人格の復活で、宮沢は消えちまったか…。と思いきや、あっさり再登場。なんじゃそりゃ!?とか思いつつも、宮沢が逝ってしまって、昂介がまた残された側になる、寂寥エンドにならなくてホッとした。結局、二人から告白された昂介はどちらか選べないわけだが、これはこれでハッピーエンドなので満足!
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5242012/04/237☆9 作者 竹岡葉月 本好きな少女「螢」。螢の失踪後に現れた瓜二つの少女「彗」。二人の少女に出会った少年のラブコメ。なんか巻数的には打ち切り臭いのだが、これは間違いなく良作。まさに青春ラブコメって感じですわあ。すべて読み終わった後になら「このオチは無難」と思えてしまうが、読んでいる最中はグイグイ引き込まれる世界観と、どちらに転ぶかわからない展開でそんなことが全然気にならなかった。短いながらも必要な描写を経てのエンドに満足。【お気に入りキャラ:天野井螢】
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マッキー2012/05/014途中からの彗が切なすぎて・・・・・・・。やっぱ、竹岡さんはこういう心のひだを波打たせるようなお話が上手だと思います。できれば、じっくり3巻まで行ってほしかったけど、これはこれでいいお話でした。次は、タイトルもよく考えて、SH@PPLE越えでお願いします。
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無銘2012/04/224瓜二つの二人の少女の間で揺れ動くラブコメ、2巻目にして完結。思い詰めた末にハジケちゃった殿村とか、彗と蛍の真実とか、割と予想外で楽しめたが、いかんせん急展開すぎる。もう少しじっくりやってくれてもよかったんじゃないかな、とちょっと思う。話の落としどころとしてはいい感じでしたが。
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