天空高事件 放課後探偵とサツジン連鎖
発売日 :
2012/11/25
"学園ミステリ”への挑戦状! 迷探偵・黒彦シリーズ第2弾!!
私立天空高校の校舎屋上から、一人の女生徒が飛び降り自殺をした。騒然となる中、白鷹黒彦は、なぜか「天空高探偵部」部長の夢野姫子に目をつけられ、調査をすることに。果たしてこれは本当に自殺なのか!?
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 817円(本体743円+税)
- ISBN: 9784041005279
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
セウテス2021/03/2273【犬神兄妹と黒彦シリーズ】第2弾。黒彦が通う天空高校で、連続殺人事件が発生。なんとハテナが中等部に編入、犬神博士も講師として探偵部の顧問になる。特徴であるキャラ物の軽さは前作よりパワーアップしていて、学園の新登場キャラも交じりあい、何とも言えないラノベ感が満載。前作で後ろから頭を殴られ、今回屋上から転落しても死なないハテナの謎を、完全に明らかにしない事はシリーズ的には大賛成。学校が魔神館と同じ建築家の作品という設定も、定番らしくて良い。謎解きも巧みだと思うが、犯人と被害者が動機から浮いている様に感じる。
-
へくとぱすかる2020/08/2358シリーズ2作目。今回はパロディではなく、学園ミステリとして正統さを感じた。アンフェアか? 元々完全なパズラーのつもりではないのだろうが、前作に少しあった強引さもなく、推理にはわくわくさせられる。学園ドラマなのに「館もの」の前作よりも暗さを感じた。救いは果菜(ハテナ)ちゃんの明るさ。今回も犬神清秀博士21歳が目立たない大活躍。頼りになる人だ。自分の学校で起こった事件で、クロちゃんは鋭い推理をしたのに、続けての当て馬役がつらいところ。500ページに迫る長さなのに、読み終わるのに2時間かからなかった点も良い。
-
しょう2022/01/0844ネタバレあり迷探偵黒彦シリーズ第2作目、黒彦が通う天空高校の屋上から女生徒の飛び降り事件が発生し、事件の真相を知りたいらしい探偵部の姫子と共に調査をする羽目になる。調査の最中にも起こる殺人事件に振り回される形になる探偵部。そこへ天空高校の非常勤講師となる清秀と編入してきた果菜の犬神兄弟の登場により、益々盛り上がりを見せる。黒彦の役回りが前作同様なのはお約束なのだろうが少々不憫だ。真相については肩透かしを食らった感はあるが、前作よりは良かった。「攻撃力の高い真夏~」のような表現は気になるが。
-
りょうこ2013/02/0743白鷹君の第2段!サクサク読めました。ハテナの特殊能力ありきの様な気もしますが...結果はまずまず。ちょっと色々突っ込み所がありますがこれはこれで面白い(笑)会話描写もポンポンと軽妙で面白い。ラストは何だか切ない感じで終わりました。さてと!第3段に行きますか!
-
ありす2019/08/2735シリーズ2作目。前作の館ミステリから一転、本作は学園ミステリでした。ただ気になるのは登場人物一覧の名前の"香具土深良"。彼の名前があるということは、ある意味館ミステリなのか?校舎屋上から女子生徒が飛び降り自殺をしたことから事件は始まる。自殺に疑問を持った探偵部に巻き込まれ調査をすることになった白鷹黒彦。調査が進む中、校舎が香具土の作品であることが判明。やはり前作のような結末が!?前作もそうでしたが、このトリックは分からないわ~。でも会話が多くテンポ良く読めるので楽しかったです。犬神と果菜ももちろん登場。
powered by
レビューをもっと見る