陽炎太陽
発売日 :
2013/05/25
憧憬の「太陽」が焼き尽くす、センチメンタル・ラヴ・ストーリー。
憧憬の「太陽」が焼き尽くす、センチメンタル・ラヴ・ストーリー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048916127
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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りゅう☆2020/09/04108ネタバレあり大人の事情でいじめに遭う舞原陽凪乃10歳。そんな彼女が気になるも何もできない一颯。だが内緒に距離を縮め、味方になると決めた矢先、陽凪乃が誘拐監禁された。助けに行くも幼い一颯も捕まり監禁されてしまう。解放されても皆から見放され続け、辛い日々を送る2人。そして親の事情で一颯は引っ越すが、ある約束を胸に刻み2人は別れる。忘れられない初恋。それから人と関わりを全く持たなくなった一颯だが、大学2年の時に和奏と出会い恋人同士となる。27歳、そろそろ結婚を考える時期。だけど心の中の陽凪乃の存在は消えない。やっと結婚の→
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❁かな❁2013/06/1592花鳥風月シリーズの最新刊。それぞれの登場人物が優しく一途で切なかったです。一颯と陽凪野の小学生の頃のお話、辛かったです。他の綾崎さんの作品ほどのトリックは今回はないのですが、それでも、えっ?!そうだったの?って思うところもありました。和奏ちゃんの思いがとても切なかったです。エピローグで和奏が一颯に、自分の幸せよりも本当に一颯の幸せの事だけを考えて言う言葉で泣けました。今そこにある愛と忘れられるはずもなかった愛。『君がいるから、生まれてきて良かった』そう思われたいです!やっぱり綾崎さんの作品好きです♪
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さばかん2015/06/1472この作者の作品は大体似たようなパターンなのだけれど、それでも一筋縄ではいかなくて、読ませられてしまう。惹き込まれてしまう。 そして悲しくも優しい物語。今回も。 強くなろうと望むのではなく、強くあろうと決意さえすれば、人は揺るがない。 「生まれてきて良かった」ってそう思えるように。
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菅原孝標女@ナイスありがとうございます2020/06/2060花鳥風月5冊目。綾崎さん、ロックでしたよ。 一颯くんと和奏が幸せでありますように。陽凪乃が幸せでありますように。
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Yobata2015/06/2656村中から忌み嫌われていた舞原家の娘・陽凪乃。彼女に惹かれながらも皆と同じ様に遠巻きに見ていた響野一颯。しかしある事件を機に二人はある約束をする。そして約束の時、大学時代に知り合った彼女がいる一颯の元に再び陽凪乃が現れる…。「太陽」の青春恋愛劇。あとがきでは真っ直ぐな三角恋愛もののお話を書いたと書いてあったけど、トリックの方が目立った作品だったかな?過剰な虐めを受けていた美貌な陽凪乃に初恋するも、助けられなかった罪悪感から虚無感に囚われ生きてきた一颯。そんな孤独な一颯に隠された優しさに惹かれた嶌本和奏。→
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