オツベルと笑う水曜日
発売日 :
2013/06/25
デュラ世界で繰り広げられるサスペンスアクション、ここに開幕──!
芸能ゴシップや都市伝説等を扱うとある雑誌の編集部。そこに若き女帝として君臨する乙野辺ルイと、謎の多い新人記者・喜佐雪弘が連続殺人事件に巻き込まれ――。デュラ世界で繰り広げられるサスペンスアクション!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048918107
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
た〜2013/10/10582つの事件がどう絡むのかと読み進めると・・・ なるほど、そうきましたか。けっこう巻き込む側にいそうなキャラが巻き込まれる側に回りそうになったり、そうならないように瀬戸際で粘ったり。でも結局母親の手の上で踊らされている感じかなー
-
ひめありす@灯れ松明の火2013/09/0850『デュラララ!!!』が上手く読めなかったので、初成田さん。MW文庫だし、大丈夫かなと思って読みました。少しぶっ飛び成分が減ってて、読みやすかったです。ルイが分かりやすく悪役を演じつつ、仲間を案じる乙女な部分がある所が可愛いです。喜佐を振り回すつもりが振り回されてる所なんてもうっ……『オツベルと象』は中学生の時に国語で習った思い出の作品。担任の先生のあだ名がオツベルだったんです。オツベルと像は最後は悲劇的な終わり方をする一週間。だから、今度の物語には幸福な週末を。終末を。happy endを期待したいです。
-
ソラ2014/11/0138面白かった。世界観はデュラララとか越佐大橋と同じ。絡みはないけれど。また、続編出たら読んでみたいなぁ。
-
END2013/07/3137今回は群像劇じゃなかった。ファンタジーでもなかった。でも、面白かった。乙野辺の「ムジナに毒を盛れるのは、同じ穴のムジナだけなの」は良かったな。とある記者の薦めで『オツベルと象』も読んだけど、最終的には乙野辺は白い象になっちゃった。しずちゃんと喜佐が出会ったらどうなるんだろう?意外と仲が良くなりそうだよね。次は『バウワウ!』を読んでみたい♪
-
Takayuki Oohashi2016/07/1427成田さんの本を図書館の書棚で見つけ、手に取ってみました。『悪人』と自称する女敏腕編集長の乙野辺ルイと、強面の新人編集員の喜佐雪広のデコボココンビが魅力的です。ミステリーは苦手なのですが、それ以上にこの二人のキャラクター性に惹かれました。特に乙野辺の、物語が進むにつれ明らかになる過去と喜佐に心を開いていく描写が好きです。そういうキャラクター同士の葛藤や共感の描写が成田さんは見事だと思います。やはり僕は又吉直樹の「火花」のような作品よりも、こういったラノベ的な作品の方が好きですね。個人の嗜好が出ると思います。
powered by
レビューをもっと見る