香彩七色 香りの秘密に耳を澄まして
発売日 :
2013/06/25
犬並み嗅覚の女子大生&香道宗家跡取りが謎を紐解くアロマミステリー
犬並みの嗅覚をもつ食いしん坊な女子大生・秋山結月。彼女が大学で出会ったのは、古今東西の香りに精通した香道宗家跡取り・神門千尋(家出中!)だった。ほのかに香る謎を紐解くアロマミステリー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 737円(本体670円+税)
- ISBN: 9784048917513
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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Shinji2017/05/05110香りっていうのは記憶を伴うものだと思います。良い香り、美味しそうな匂い、受け付けないほどの臭さ... しかしながら記憶があってもその香りを説明するとなるとなかなか出来ないものですね! アロマミステリーということでしたのでもう少し香りを強調して欲しかった気持ちが残りましたが、香道という知らなかった世界に触れられた事が良かったです。アロマや香りの世界は奥が深そうですね♪ 結月ほどの嗅覚があるとなると日常で良い香りどころか嗅ぎたくもない異臭まで嗅ぎ分けちゃって大変だろうな...
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七色一味2016/07/12104読破。「神様の御用人」シリーズを書かれている今の作者さんが、このテーマでもう一度この作品を書いたとしたら、もっと奥行きのあるモノになっていたんじゃないかと思える、惜しい作品かな。主人公の特技が、まだ(敢えてまだ、と言わせてもらう)完全に活かしきれていないし、香道もそのさわり部分といった感じ。キャラはそれぞれ味があるので、書き続けると深みの増すシリーズになるかも。
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ちょこまーぶる2025/06/1557知識があったらもっと面白かっただろうな一冊でした。優れた臭覚を持った女子大生が、大学で出会う香道家一族の御曹司たちと出会い、香りで謎を解いていくという話です。僕は日常生活でも様々なアロマを焚いているので、この本を手に取りましたよ。登場している一人一人のキャラ設定がしっかりしていて、謎解きの過程も香りの様々な知識を生かした解決で大変興味深かったし、面白く読み進めることができました。そして、女子大生と人嫌いな御曹司の同級生の今後の関係が気になるので、シリーズ化してもらえないでしょうか?
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わをん2016/03/2055神様の御用人シリーズから作家さんをたどってたどり着いた作品。犬の鼻をもつ主人公というのに惹かれました。香りで紐解いていくのも新鮮でかつ登場人物も魅力的。結月と千尋の関係が進まないかなぁって期待する。2巻目書かないんでしょうか?ぜひ書いてほしいなぁ。千尋が秘かに結月に心を開きはじめているのが所々に垣間見えて想像を掻き立てられます。せっかくだから、後日香水選んであげようよ。
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ゆみきーにゃ2014/06/2854《購入》目に見えるものだけが、この世のすべてじゃない。いい言葉。香りから謎を解いていく、面白い発想。
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