落第教師和久井祥子の卒業試験
発売日 :
2013/08/24
和久井祥子25歳。恋に迷走、仕事に爆走!?
4年間過ごした母校に、祥子は教師として帰ってきた。かつては問題児だった彼女も、いまや一端の若手教師にして年頃の女性。仕事に恋に、期待を胸にしていたが。電撃小説大賞受賞<大賞>作家、デビュー第2弾!!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784048919487
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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おしゃべりメガネ2013/08/30150シリーズ第2弾です。正直、前作『きじかくし~』の内容をほぼ忘れていたので、前作を本屋でサラッと立読み(すみません!)し、登場人物の立ち位置を再確認してから読み始めました。前作でやや問題アリだった生徒(タバコ停学による留年が原因)が先生になるというお話。今作は世に言う「モンスターペアレンツ」がテーマ(相手)になっており、ちょっとしたミステリー並みに読ませていただきました。教師という職業にかかわらず、何事にも一生懸命でひたむきな姿勢って素晴らしいなぁと思わせてくれる作品でした。学校の先生って大変ですね。
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おしゃべりメガネ2019/03/05118『きじかくしの庭』の続編で、前作で1年留年していた問題児「祥子」が年月を経て、教師になっており、アスパラを育てる思い出の花壇のある母校へと赴任します。しかし、母校で彼女を待ち受けていたのは、想像を絶する'モンスターペアレント'の存在で、彼女をボロボロにしていきます。とにかくこのモンスターが厄介で、現実にこういう親ってフツーにいるんだろなぁと思います。前作からは「田路」先生はもちろん「関根」君もしっかり登場し、「祥子」を公私ともにしっかり支えます。高校時代のはみ出しモノがしっかり成長してる姿が良いですね。
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相田うえお2021/05/0189★★★☆☆21042【落第教師 和久井祥子の卒業試験 (桜井美奈さん)k】『きじかくしの庭』の続編。oh!祥子さん、6年後に教師になって帰ってきたのか!んで、そんなに経っても、まだ同じ学校に同じ先生がいるとは...(当時を知られてるだけにやりにくそう〜)さらに花壇も残ってたとは素晴らしい〜!◯なぜか校長の話って長げぇ〜んだよ◯二十代半ばで、おばちゃん、おじちゃん、って言われたらショックでしょうね◯先生からすると生徒は歳をとらない◯当方の中学時代の同級生が英語の先生になってるんだが、個人的七不思議だ。
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えりこんぐ2017/10/3064『きじかくしの庭』に登場した祥子が教師になり、母校に赴任する。2作連続「毒母もの」を読んでしまった( ´Д`) こっちのお母さんもかなり強烈。プライベートの恋愛も交えつつでなかったら、どーんと重くなるストーリーだね。。田路先生やハルくんがいてくれて良かった。個人的には前作の方が好みです。
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ゆみねこ2019/01/2060「きじかくしの庭」の続編と言うことで手に。あの中庭に集まっていた生徒の一人・和久井祥子が母校の教師として赴任。モンスターペアレントの標的になり、生徒を助けようと懸命に突き進む祥子。今どきの先生は大変だ。
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