そして春風にささやいて タクミくんシリ-ズ
発売日 :
1992/05/01
大人気シリーズ、記念すべき第1巻!
人里離れた全寮制男子高校、私立祠堂学院。否定され、無視され、諦めることで自分を守ってきた葉山託生に、ギイは愛することを教えてくれた。その人の過去も現在も、そして心も体も、全てを愛することを……。小説『JUNE』掲載作品に秘蔵の1編を加えた5編を収録。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 586円(本体533円+税)
- ISBN: 9784044336011
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2024/04/024730年くらい前の作品。たぶんラノベBLとしてはしりの作品なのかもしれない、文体や描写がなめらかではないが、その分「全寮制男子校」という設定の古めかしさとしての味わいがあるような気がする。絶大な人気を誇るギイがなぜパッとしないタクミ君に執着するのかは謎だけれど、タクミくんが人間接触嫌悪症で執着心がない男の子になってしまったのかが明らかになる。タクミくんも可哀想だけれど、兄・尚人の気持ちを思うと切ない。
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れみ2014/03/1841シリーズ完結ということで久しぶりに最初から読んでみる。結構重いエピソード多いんだけどやっぱりドキドキする。託生とギイはもちろん好きだけど章三がやっぱり好き。それにしても初めて読んだ頃から20年が経とうとしているなんて…ああ恐ろしい!(←自分の年齢が)。今になって読んでみると文章のリズムとか言葉の選び方とか興味深く感じられるところもあってそこもまた面白い。さて続きもどんどん読んでいこう(^^)
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椿2015/02/1824再読。最終巻、踏ん切りがつかなくてなかなか読めなくて。いっそのこと、最初から読み返そうかと。懐かしかったよ。
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扉のこちら側2014/08/2421再読。2014年557冊め。完結したのでシリーズ再通読しようと思う。不幸な生い立ちの託生がどうかわっていくか。学園のオムニバス形式になっていくのも面白い。
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扉のこちら側2010/01/22201998年頃に初読。再読を何度も。
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