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ファンタジア文庫の新刊
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よっち2014/05/3146二巻目は国盗り物語からガラリと雰囲気を変えて人狼や吸血鬼、魔女も出てくるファンタジー調に。シルーカとの契約は何とか守って、一介の騎士として使えることになったテオが、領内の人狼が襲われている事件解決に奔走するお話。前巻はテンポよくポンポンと進んでいきましたが、今巻では人物描写の掘り下げの重きが置かれ、物語としての奥行きがでてきました。一見前巻と要素がかなり違うようにも思える話が同居できてしまうのは流石で、こういう話もまた良かったです。仲間も増えて、物語全体としても着実に前に進んでいますし、続きが楽しみです。
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いっぺ2015/09/2232ネタバレありあとがきにもありますが、この2巻は戦記ものではありませんでした。王道ファンタジーの怪獣大戦争ものですね(笑)。人狼や吸血鬼の王が出てきたり、黒と白の魔女たちが対決したり。本編の戦記ものの登場人物はほとんど脇役で、主人公たちも同様ですが、これから戦う強大な敵を紹介するためのような話でした。悪の黒幕陣営をここまで先に明かしてよいの?といぶかりつつ、敵を明確にして集団戦闘でカタをつけるというこのゲームのスタイルが貫かれているように感じて納得でした。単純に主人公たちの成長過程と対決の行方が気になります。
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まるぼろ2018/08/2230さて今巻は、アルトゥーク伯に従属する事になったテオとシルーカ、アルトゥーク伯はシルーカに魔女の長老と人狼の女王、吸血鬼の王に会いに行く事を命じるが、時同じくして常闇の森にてある企みが起きていて…と言うお話です。今巻もとても良かったです。ヤーナの企みを通じて組織としてのパンドラの名とその目的が判明した今巻ですが、魔王復活が叶った後のアデーレの選択とディミトリエの選択には色々と思う所がありました。個人的にはアデーレの提案の方が余程魅力的に思えるんですがね…。人狼の女王であるクララの事については、→
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異世界西郷さん2018/03/2530アニメ版はこのあたりの話は視聴済み……のはずでしたが、原作とアニメでは話の内容が全然違うんですね。今回は、人間以外の種族にもスポットライトが当たっていて、グランクレスト戦記の世界観を知る上でも重要な巻であったように思います。テオもヴィラールに仕えるうちに、シルーカの助けも借りながらメキメキと成長しているのも良いですね。ディミトリエやパンドラといった黒幕の存在がテオ達の行く末にどのような影響を及ぼすのか。次巻も楽しみです。
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アウル2014/01/0329ネタバレあり魔女・人狼・吸血鬼が登場しファンタジー色がより一層濃くなってきて面白くなってきたな。敵側の強さがインフレ進むなか主人公サイドの強化が必要になってきたけども相当強くならないとキツイな。テオがロードスのパーンと似通っていると思った。イラストも言う事なしだし次巻も楽しみ。
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